現地時間8月15日に死亡が確認された女優のアン・ヘッシュ。彼女の正式な死因が明らかとなった。Page Sixが報じている。
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報道によると、アンの死因は、煙の吸引と熱傷によるものだという。またロサンゼルス郡監察医は、死因のもう一つの重要な要因は、鈍的外傷による胸骨骨折と判断した。国立衛生研究所によると、胸骨骨折は胸がハンドルにぶつかることで起こり、これは女性のドライバーにやや多く見られるという。
アンは現地時間8月5日、青いミニクーパーを運転中にロサンゼルスの住宅に激突。彼女に大火傷を負わせる大火災を引き起こした。現場の目撃者によると、アンは近くのアパートのガレージに激突し、その後バックしてスピードを上げたという。
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現場の写真には、担架に乗せられたアンが背中に重傷を負っている様子が写っており、空からの写真には、住宅から煙が立ちのぼり、多数の消防車が周囲を取り囲んでいる様子が記録されていた。
アンの代理人は、彼女が重度の無酸素性脳障害、人工呼吸を必要とする肺の重大な損傷、外科的介入を必要とする火傷を負ったと話していた。アンは昏睡状態に陥り、意識が戻ることはなかった。その後、8月12日に脳死を宣告され、臓器提供者とマッチングしたことにより、8月15日に生命維持装置を外された。享年53歳だった。
アンの代理人は「明るい光、親切で陽気な魂、愛する母、そして忠実な友人を私たちは失いました」「彼女はうつくしい息子たちや、象徴的な作品たち、そして情熱的な擁護を持って生き続けることでしょう」とコメントしている。
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