アメリカの子供向けチャンネル「ニコロデオン」に関する告発が物議をかもす中、アリアナ・グランデの過去の映像にファンの注目が集まっている。
きっかけはニコロデオンでかつて活躍した女優ジェネット・マッカーディが、回顧録「I’m Glad My Mom Died」の中で暴露した内容だ。
10代のころ、同チャンネルの人気ドラマ「iCarly(アイ・カーリー)」に出演していたジェネット・マッカーディは、製作スタッフから飲酒の強要やセクハラまがいの扱いを受けたうえ、「口止め料」の支払いを提示されたと告発した。
そんな中、かつて「iCarly(アイ・カーリー)」のスピンオフドラマ「サム&キャット」にてジェネットと共演したアリアナ・グランデにファンから心配の声が寄せられている。
このたび「カリア」と名乗るツイッターユーザーが投稿したのは、ドラマ「ビクトリアス」と、そのスピンオフウェブドラマ「ザ・スラップ」にて、アリアナが主人公キャット・バレンタインを演じている映像。このツイッターユーザーは、ドラマ内での彼女の描写が「性的な」目線になっていると非難したのだ。
【動画】Ariana Grande being sexualized on Victorious for 2 minutes straight
このユーザーが投稿した映像には、アリアナ演じるキャットが足の指をしゃぶったり、ベッドにもたれつつ、「のどがかわいた」と言いながら顔や胸に水をかけたり、口の中に指をいれたりする様子が記録されている。
このユーザーは、ジェネットの告発を受けてアリアナも批判されているのが理解できないとしたうえで、「忘れてはいけない。アリアナ自身も被害者だということ。彼女がキャット・バレンタインについて語ろうとしないのには理由があるの。制作側は彼女を『何も知らない子ども扱い』し、『性的』な目線で描いたの」と訴えた。
投稿を見た他のユーザーたちからは、「大人になってから見ると、彼らの意図がよくわかる。気持ち悪い」「彼女にこの演技をさせた大人たちは恥を知るべきだ」といったコメントが寄せられている。
The Postはこれらのファンの声について、アリアナの代理人にコメントを求めたが、返答は得られていない。