FBIを相手取って訴訟を起こしたのは、やはりアンジェリーナ・ジョリーだった。
今年4月、数年前にプライベートジェット機内で起こったとされるブラッド・ピットによる長男マドックスへのDV疑惑について、ある匿名の人物がFBIに対し、捜査情報の開示を求める訴訟を起こした。
この人物がアンジェリーナ・ジョリーではないかとの憶測は、このニュースが報じられた直後から流れていたが、やはりアンジェリーナ本人であることがこのほど明らかになった。
この訴訟は、情報公開法にもとづくもので、原告側は「数年前に発生した、原告と未成年の子供を被害者・目撃者とする家庭内暴力事件に関するFBIの捜査についての情報」を求めていた。
Variety誌の取材によると、アンジェリーナはFBI捜査官に対し、元夫ブラッド・ピットと子供たちがプライベートジェットに乗っていた際、「(ブラッドから)身体的かつ言葉の暴力を受けた」と語っていたという。
当時の捜査官の資料には、ブラッドがアンジェリーナを飛行機の後方に連れて行き、彼女の肩をわしづかみにすると、「お前はこの家族をメチャクチャにしている」と怒鳴りつけたと記録されているという。
また、アンジェリーナはこのフライト中、別のことでも口論が起こり、ヒジなどにもケガを負ったと主張している。さらにブラッドが当時酒に酔っており、アンジェリーナにビールをかけたとも語っていたようだ。
なおブラッド側は、アンジェリーナのこの主張を全面的に否定している。
告発を受け捜査に入ったFBIだったが、その後連邦検事補と会談し、刑事責任を追及しないとの結論を出していた。しかしこれに納得がいかないアンジェリーナが、捜査情報の公開を求めて匿名で訴えを起こした。
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