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アレック・ボールドウィン、銃誤射事件で「人生を何年も棒に振った」5つのプロジェクトを失った“今”を語り「〇〇に事件の責任があることを皆に知ってもらいたい」と発言

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アレック・ボールドウィン

昨年10月に『Rust(原題)』を撮影中、銃誤射事件が発生し、調査が進められている俳優のアレック・ボールドウィン。彼は、この事件のせいで「人生何年も棒に振った」とCNNのインタビューでコメントした。

 

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『Rust(原題)』は、アレックほか、「ヴァイキング 〜海の覇者たち〜」のトラヴィス・フィメルや、「スーパーナチュラル」のジェンセン・アクレスが出演する西部劇映画だった。現地時間2021年10月21日、アレックはニューメキシコ州ボナンザシティにあるボナンザクリーク牧場のセットで、リボルバーの扱いを練習していたところ、銃が一発発射され、ジョエル・ソウザ監督が負傷し、撮影監督のハリナ・ハッチンスが死亡した。

事件の捜査が進められている中、アレックはCNNに対し、この事件の余波で、5つのプロジェクトを失い、業界のリーダーたちはアレックを雇うリスクを避けたがっているように見えると話している。「昨日、別の仕事から解雇されたんだ」「僕は映画の準備をしていて、飛行機に飛び乗る予定だった。僕は何ヶ月も彼らと話してきたが、彼らは昨日、『我々は(事件のため)、あなたと映画をしたくない』と言ったんだ」とコメントしている。

アレックは、ドナルド・トランプ前大統領が「わざと撮影監督を撃ったと思っている」と公言したことで、命の危険を感じているとも話している。そうした恐怖が生み出すストレスにより、アレックは「人生何年も棒に振った」とコメントした。

また、「もし妻がいなかったら、今頃どうなっていたかわからない。妻がいなかったら、おそらく辞めて、引退して、どこかに行って、持っていたものを全部売って、人里離れたところに家を建てていただろう」と家族のサポートがなかったら、おそらくハリウッドから去っていたことも示唆した。

アレックは事件について、この映画の武器製造と小道具の助手を務めたハンナ・グティエレス・リードと、彼に銃を渡した助監督デイブ・ホールズを責めている。「誰かが銃に実弾を込めたんだ」と主張。「それは(グティエレス・リードの)仕事だった。彼女の仕事は、弾薬を見て、ダミー弾や空砲を入れることで、撮影現場には実弾はないはずだった」「僕は彼らに刑務所に入って欲しいとか、彼らの人生が地獄になることを望んでいるわけではありません。しかし、この2人が今回の事件に責任があることを皆に知ってもらいたいのです」とつづけた。

これに対し、ホールズの弁護士は声明で、ボールドウィンは責任を転嫁しようとしているとコメントしている。

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