シェリー・ザンピノが、元夫ウィル・スミスのサポートを表明している。
ウィル・スミスといえば、今年3月27日に開催された映画の祭典「アカデミー賞授賞式」の場において、司会者でプレゼンターをつとめていたコメディアン、クリス・ロックのほほを「平手打ち」した前代未聞の事件が、世界中で報じられ大きな注目を集めた。
クリス・ロックによる、ウィルの妻ジェイダ・ピンケット・スミスの髪型をからかうような発言を受けての行動であったが、暴力で訴えたことは大きな批判をあび、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーはウィルに対し、10年間出入り禁止とする処分を課した。さらにウィルも、翌日謝罪のコメントを発表した上で、アカデミー会員を退会している。
そして事件から数ヶ月が経ち、このたびウィル・スミスの元妻シェリー・ザンピノが沈黙をやぶった。
The Daily Mailの取材に応じたシェリーはインタビューの中で、ウィルが立ち直るまでのサポートを表明している。
「人々が、ウィルが人間であろうとすることを受け入れてくれることを望みます」と訴えたシェリーは、「心からそう望んでいるのです。私と彼の関係は良好ですので、今後も彼の側に立ってサポートするつもりですから」と続けた。
その上でシェリーは、「許すことなしに、いやしはありません」と呼びかけている。
なお、ウィル自身もつい先日、自身のインスタグラムに動画を投稿。このなかでクリスに謝罪するとともに、彼に連絡を取ったことも明かしていた。そんなクリスからは「まだ謝罪を受け入れる準備ができていない」との返事を受け取ったという。
シェリーとウィルが結婚したのは1992年のこと。長男トレイ・スミスくんを授かったが、3年後の1995年に離婚に至っている。
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