デミ・ロヴァートが、ディズニー・チャンネルの出演者たちに今後のためのアドバイスをしている。
かつてミュージカル映画『キャンプ・ロック』シリーズや『プリンセス・プロテクション・プログラム』、コメディドラマ「サニーWithチャンス」、「As the Bell Rings」などさまざまなディズニー・チャンネル作品に参加し、歌手としても活躍するデミ・ロヴァートが、現在同チャンネルで活躍する若き俳優の卵たちにメッセージを送った。
このたび、PopCrushのインタビューに応じたデミは、「あれぐらいの年齢で大切にすべきなのは、仕事ではなくてプライベートよ」と語ると、「私がいた当時のディズニー・チャンネルでは、それがないがしろにされていた。みんな、仕事で自分を追い込むことに一生懸命だったの」と、当時はプライベートを充実させる時間がなかったことを明かした。
さらにデミは、当時の経験について「感謝できるものではない」と断言すると、同チャンネルに割く時間が多く、とても忙しかったと付け加えている。
インタビューの中で「仕事がない時間でも、楽しく過ごすことはできなかったわ」と振り返ったデミは、「次に何をしないといけないのか、そればかり考えていたの」と、人気スターとして仕事に追われる日々だったと告白した。
そのうえで、現在同チャンネルで活躍する幼い少年少女たちに向けて「ティーンエイジャーでありたいなら、いまはそうありなさい。この仕事を一生続けていきたいなら、もう少し年を重ねるまで待つことね。そうすれば、あなたには人生経験が蓄積される」と経験者の視点からアドバイスすると、「ムリはしないこと」と念を押した。
さらにデミは、「世界のトップになる必要はないの。いまのあなたを楽しみなさい。いまを生きるの」とメッセージを送っている。