ディズニー超大作シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』。6作目発表からかなりの月日が経ったが、今、このプロジェクトはどうなっているのだろうか。何ヶ月もの間、次回作やその進捗に関するニュースがなく、かつての大ヒットシリーズが開発の停滞期を脱することはないだろうと感じる人もいるだろう。そんな中、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが有望な最新情報を提供している。
ブラッカイマーは、ComicBook.comのインタビューで「とても興奮していて、すばらしい作品になりそうだ。脚本に取り組んでいるところ。原作者の一人であるテッド・エリオットが脚本を手伝ってくれている。彼はキャラクターを熟知しているんだ」とコメントした。
テッド・エリオットといえば、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウを有名にした不可欠な存在であった。彼は以前、『パイレーツ・オブ・カリビアン6』に参加することが発表されていたが、彼が現在もチームにいることを知ると、このプロジェクトは良い方向に向かっているといえるだろう。
もちろん、ジョニー・デップと彼のキャラクターが戻ってくる見込みがないため、パイレーツ次回作では状況が少し変わりそうだ。ファンの署名運動にもかかわらず、ジョニーと彼の代理人は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の続編でジャック・スパロウが戻ってくることはないと断言している。
ジョニーはアンバーとの名誉毀損裁判の中で、法廷で「長い付き合いと、ディズニーにとってかなり成功した関係の後に、突然、無実が証明されるまで有罪になるなんて・・・まったく理解できませんでした。実は、私は『パイレーツ・オブ・カリビアン』6作目の脚本に参加するよう打診されていたのです。私が感じたのは、これらのキャラクターは、いわばきちんとお別れをするべきだということです。フランチャイズは長くは続かないし、そのような終わり方もある。そして、このキャラクターたちには、フランチャイズを良い形で終わらせる資格があると思ったんです。やめるときが来るまで続けるつもりでした」とコメントした。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』6作目の計画は、ジョニーの解雇後に変更され、スタジオは5作目からの新しいキャラクターと、ジャック・スパロウに代わる女性の主役に焦点を当てる予定と報道されている。この役はマーゴット・ロビーが務める予定だ。