メーガン妃が、長男アーチーくんの身に起こった危機一髪のできごとを振り返っている。
これはメーガン妃が出演するポッドキャスト番組「Archetypes」の初回エピソードで明かされたもの。2019年、ヘンリー王子とアーチーくんの3人で南アフリカ共和国を訪問した際に起きたハプニングだ。
「南アフリカに到着してすぐ、ニャンガという街で公式行事に参加したの。私は木の切り株の上に立って、女性や少女たちに向かってスピーチをした。その間、生後4か月半だったアーチーは、滞在する一軒家の一室で面倒を見てもらっていたの。行事が終わって、車に乗り込むやいなや、スタッフから『滞在先の家が燃えた』『赤ちゃんの部屋で火事があった』って聞かされたの。『どういうこと!?』って聞き返したわ」と振り返ったメーガン妃は、「当時担当の保育士が、彼をお昼寝させていたの。彼女は、お菓子を取りに下の階に降りようとしたんですって。ジンバブエ出身の彼女は、いつも泥染めの布でアーチーをおんぶしてくれていて、彼もとても気に入っていたのよ。そして今回はなにかカンが働いたのか、『お昼寝の前に、一緒に連れて行きましょう』って、彼をおんぶして下の階に降りて行ったそうよ。その間に、子供部屋のヒーターが燃えてしまったの。たまたま、廊下で煙の匂いを嗅いだ人が消し止めてくれたんだけど。本来なら、彼はそこで寝ているはずだった」と、アーチーくんが遭遇した危機一髪のハプニングについて明かしたのだった。
その後、メーガン妃と再会した保育士のローレンは、大粒の涙を流していたという。
番組の中でメーガン妃は、「何が起こったかに焦点をあてることも必要。でも表面的な部分だけではなく、その裏で何が起こっていたのか、関わっていた人たちの心境を知ることも大切よ。だって私たちは、赤ちゃんを置いていかなければならなかったんだもの」と教訓を語った。