ベラ・ハディッドが、「パレスチナ支援」を表明したことで、多くの仕事や友人を失っていたことを告白した。
人気モデルのベラ・ハディッドはこのたび、リビア系アメリカ人のジャーナリスト、ヌール・タグーリと対談。イスラエルとパレスチナの紛争にあたり、過去にパレスチナ側を支援することを明言したことから、仕事や友人を失ったことを明かした。
ベラの父親で不動産開発業者のモハメド・ハディッドは、パレスチナ人だ。
「私と契約することをやめたブランドは本当にたくさんあるの。背を向けた友人たちもたくさんいたわ」と打ち明けたベラは、「7年もの間、毎週金曜になると夕食を共にしていた友人は、今では家に入れてくれなくなった。完全に、縁を切られたの」と続けた。
さらに、「私は、私の考える真実が、もしかしたらだれかの真実を映し出しているかもしれないと考えているの」と、あえて自身の信念を発信し続ける意図を明かしたベラは、「14歳のとき、自分の手に『パレスチナを解放せよ』って書いた。花の絵と一緒に。すると私の名前が呼ばれ、ただちに他の民族を憎む人間として非難の対象になった」と付け加えた。
そしてベラは「それでも、これに関して私はなんの恐怖も感じていない」と語ると、「起こりうることは起こる。これから起こることは、私が考えるより大きなことでしょうね。もし私がすべて仕事を失ったとしたら、私がこれまでこの仕事をしてきた理由は、この場所まで来るためだったんだわ」と力強く訴えている。
なお、ベラはこれまで、2017年にロンドンで、2021年にはニューヨークで、パレスチナ解放を呼びかけるデモに参加する様子が写真におさめられている。
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