ヘンリー王子の回顧録出版に、延期の可能性が出てきた。
ヘンリー王子の回顧録は、一年で最も本の売り上げが期待できる11月のホリデーシーズンに合わせて発売される予定となっており、この時期がミシェル・オバマ元米大統領夫人の最新著書「The Light We Carry:Overcoming in Uncertain Times」と重なることも注目を集めていた。
しかし、ヘンリー王子の著書に関しては、通販大手Amazonでまだ先行発売の情報が出ていないことなどから、出版業界では「発売延期」のウワサが過熱し始めているのだ。
ある出版関係者は、このヘンリー王子の回顧録について、「ヘンリー王子が持つ『真実』といういくつかの爆弾を、どのように含めるかでまだ議論が行われている」という。
そのため、本を作るのにさらなる時間を要したとしても、フシギではないというのだ。
なお、ヘンリー王子はこの回顧録出版にあたり、小説家J.R.モーリンガーの助けを借りて書き上げ、大手出版社「ペンギンランダムハウス」と2,000万ドル(約27億3000万円)もの契約を結んだとされている。この本の中には、ヘンリー王子とチャールズ皇太子の関係、カミラ夫人との確執など、王室にとって不都合な内容が含まれるのではないかとも報じられている。
また、出版に合わせて、ヘンリー王子がプロモーションのため大規模なツアーを行う予定も組まれているとされている。これには、母国イギリスの朝の情報番組への出演も含まれているそうだ。
一方、本の発売日が決まっていないにもかかわらず、プロモーションの話をするのはまだ早いと指摘する関係者もいる。
この件について、Page Sixはヘンリー王子側にコメントを求めたが、返答は得られていない。
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