人気俳優のレオナルド・ディカプリオは、英語吹き替え版のポケモン映画第1作でアッシュ(サトシ)の声を担当していたのかもしれない。
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『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(原題:Pokémon: The First Movie)』では当初、アッシュの声優にレオナルド・ディカプリオが候補となっていた。しかし、プロデューサーが最終的に断念したという。
この映画が製作された当時、ディカプリオは1997年の『タイタニック』で世界的な知名度を獲得していた。その後も数々の話題作で実力を発揮し、現在では世界で最も有名かつ高収入の俳優の一人だ。その輝かしい経歴の中で、彼は主に実写映画の役柄にこだわってきており、実際、彼はまだアニメーション映画で声優を担当したことはない。
CBRの報道によると、ポッドキャスト「The Big Hit Show」のエピソードで、ディカプリオは当初、『ポケットモンスター』のアッシュの声を担当するよう求められていたという。この映画を配給するスタジオを探していたとき、あるスタジオが、ディカプリオにアッシュの声を担当させるというアイデアを売り込んだのだそうだ。そのスタジオは、ディカプリオにやってもらえると、かなりの自信と固い意志を持っていたが、プロデューサーのグロスフェルドはそのアイデアを断ったという。
彼がディカプリオがアッシュを担当するアイディアを断った理由としては、すでにポケモンは巨大なフランチャイズとして確立していたということ。何十年もアッシュの声はヴェロニカ・タイラーが担当しており、子供たちはその声に慣れていたため、突然ディカプリオが声を担当することは、子供たちにとって奇妙なことだったという。
すでに一躍有名となっていたディカプリオに、実際にアッシュ役のオファーがあったかどうかはわかっていない。