俳優のエズラ・ミラーとワーナー・ブラザースは最近、映画『ザ・フラッシュ(原題)』を救うために会談を行ったという。
エズラといえば、これまで『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、『スーサイド・スクワッド』で、フラッシュ役でDCエクステンデッド・ユニバースに登場。その後、単独映画『ザ・フラッシュ(原題)』のプロジェクトが進行していたが、監督や脚本家が降板するなど、たくさんの問題を抱えていた。最終的に『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の監督であるアンディ・ムスキエティがメガホンを取ることになり、この映画は実際に主要撮影に入り、2021年末に終了した。しかし、2022年3月末以降、エズラは、ハワイでの数回の逮捕を皮切りに、複数の法的論争に直面することになった。洗脳や、ハラスメント、暴行のなどの報道が出ているが、それでもワーナーはエズラを再キャストすることはないと言われている。
しかし、エズラの問題が続いたため、スタジオは『ザ・フラッシュ』のあらゆる選択肢を検討し始め、映画上映を中止する可能性も出てきた。このため、エズラは最近、自身の行動を公に謝罪し、メンタルヘルスの苦悩に助けを求めることを約束した。しかし、ワーナー・ブラザースとDCが『ザ・フラッシュ』をどうするかについては、疑問が残ったままであった。
そんな中、THRの新しいレポートによると、エズラは最近、この映画を救うためにワーナー・ブラザーズとDCに会ったという。ミーティングは、エズラとエージェントであるスコット・メッツガー、そしてワーナー・ブラザーズのマイケル・デ・ルカとパム・アビー共同会長の間で行われたという。報告書によると、エズラはデ・ルーカとアビーが『フラッシュ』の中止を検討していることを知った後、このミーティングを求めたという。
『ザ・フラッシュ』が無事公開されるとして、プレスツアーにエズラがどの程度参加するかは、今後数カ月間のイメージ修復の度合いにもよるだろう。最近では、エズラの関与によってこの映画を観に行かないという考えを持つ人も多いとも報道されている。