ジェネット・マッカーディが、女優復帰の可能性をほのめかしている。
回顧録「I’m Glad My Mom Died」の出版が大きな話題となったジェネット・マッカーディ。かつては子供向けチャンネル「ニコロデオン」の人気ドラマ「iCarly(アイ・カーリー)」や「サム&キャット」などに出演し、ティーンの憧れ的存在として活躍した彼女が、30歳になった現在、ふたたび女優として復帰する可能性について語っている。
このたび、ポッドキャスト番組「Unqualified」に出演したジェネットは、今後、自分のための役を作って脚本を描くかもしれないと告白した。
番組の中で、「24歳のとき、演技から離れたの。いまはもう30歳だけど、当時の私にとって、演技はツラいものでもあって。白黒はっきりさせたかった」と女優業から離れた理由を明かしたジェネットは、「そのとき、『もう、この世界には近づかない』って思ったわ。どちらかというと、反骨心のような感じ。パンクロックの。『演技なんてクソくらえ!もうやらない!』ってね。当時のその感情は、とても重要だったと考えてる」と続けた。
そして、「中途半端なことはイヤだった。オーディションもね。女優という仕事に魅力を感じなくなったし、仕事ってそういうものじゃないと思ったの」と女優への未練はなかったことを明かしたジェネット。2021年には完全に女優業から足を洗ったと認めたが、現在、その気持ちに変化の兆しがあるようだ。
「もう、演技の仕事は十分だって思ってた。もう戻らないって。バイバイって。でも、数ヶ月前、本を書き終えてから、こんな考えを持ちはじめたの」と口にしたジェネットは、「ソファに座って、窓をながめていたら、こんな考えが浮かんだの。自分のための役を作って、脚本を書き、女優に戻ったらどうかって。まだ具体的にはわからないけどね。でも、実現できる方法があるんじゃないかと思ってる」と、脚本家兼女優として復帰する可能性があることを明らかにした。