エルトン・ジョンが、ブリトニー・スピアーズとコラボするに至った経緯を明かしている。
先日、歌手エルトン・ジョンとブリトニー・スピアーズがコラボした最新曲「Hold Me Closer」がリリースされた。歌手としては6年ぶり、そして成年後見人制度解消後初となるブリトニーの歌声とあってリリース直後から多くの注目が集まり、全米・全英のiTunesチャートで見事1位を獲得した。
そんな中、ジョンがGuardian紙のインタビューに応じ、ブリトニーとのコラボが実現した理由を語った。
「彼女はもう何年も離れていた。何度も裏切られ、しばらく公の場に姿を表すこともなかった彼女にとって、多くの恐怖があったことだろう。我々はあらゆる手段を使って彼女の力になりたいと伝え、『すべてうまくいくから』と安心させたんだ」と切り出したジョンは、「コラボするのは楽しみで仕方がなかった。もしこれがヒットすれば、彼女にとって大きな自信になる。周りの人がどれだけ彼女のことを気にかけ、愛していて、幸せになってほしいと思っているか、彼女自身が気づくきっかけになるからね。大きなトラウマを抱えた彼女に対して、まともな人間なら誰もがのぞむことだと思うよ」と、ブリトニーの復活を後押ししたかったと強調した。
またジョンは、ブリトニーとのコラボのアイデアが浮かんだ背景に、パートナーであるデヴィッド・ファーニッシュのアドバイスがあったことを明かしている。
2021年、デュア・リパとのシングルが成功をおさめたジョンは、その後「楽しくてハッピーな夏にピッタリの楽曲」について考えていたところ、デヴィッド・ファーニッシュから、「ブリトニー・スピアーズとやれたら、すばらしいんじゃないか」と進言されたという。
ジョン自身、ブリトニーの長年のファンだったこともあり、「いいアイデアだ」と賛成したそうだ。
ブリトニーへの連絡はイチかバチかの部分もあったそうだが、ジョンは「快くOKの返事がもらえたことに感激した」と当時の心境を打ち明けている。
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