昨年夏に起こった旅行系インフルエンサー殺害事件について、新たな目撃者が証言している。
昨年夏、婚約者と旅行に出かけたインフルエンサーのギャビー・ペティートは、失踪の末、1ヶ月後に遺体となって発見される事件が発生した。
容疑者とされた婚約者ブライアン・ランドリーは、ギャビー・ペティート失踪後に1人で帰宅。その後警察からの取り調べに応じることなく再び家を出ると、約1ヶ月後に拳銃自殺した姿で見つかった。
若者に影響力のある旅行系インフルエンサーの失踪とあって、全米から大きな注目が集まったこの事件。このたび新たな証言者が現れ、2人が口論する様子を目撃したと語った。
目撃者がThe Sun紙に語ったところによると、この人物はギャビーが失踪する数日前に、ユタ州で彼女とブライアン・ランドリーが激しい口論をしていたという。
口論がエスカレートし、ギャビーが車に戻ろうとしたところ、ブライアンになぐりつけられ、車体に向かってよろめいたそうだ。
目撃者は当時、車に乗っており、通りすがりに2人の口論を目にした。「2人ともどなりあっていました。ブライアンは左手を彼女に向かって振りかざし、握りこぶしで殴りつけたように見えたのです」と語った目撃者は、自分たちのほかにもこの口論を目撃し、2人に駆け寄った人たちがいたため、すでに警察を呼んでいるものだと考え、その場を離れたという。
その後、通報を受け到着した警察は、ギャビーとブライアンが乗るバンで2人に事情聴取をしたものの、ギャビーを保護することはなかった。
これについてギャビーの遺族は先日、明らかに弱い立場にあるギャビーをその場で保護しなかったのは警察の失敗だったとして損害賠償を求める裁判を起こしている。
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