ブリトニー・スピアーズが、自らの言葉でこれまでの経験を語っている。
歌手ブリトニー・スピアーズはこのたび、自身のYouTubeを更新。2008年以降、成年後見人制度や「#freebritney(ブリトニーに自由を)」運動の最中、自身に起きていたことを自らの言葉で語った。
投稿されたのは22分間に及ぶ音声クリップだ(現在は削除されている)。
【動画】Britney shares HER story in new 20-minute audio recording (August 28, 2022)
この中でブリトニーは、2008年に入院させられたことについて、「ある女性がそのアイデアを父にもちかけ、母がバックアップして実現した。すべて仕組まれていたことだったの。私の体からは、薬物どころかアルコールすら検出されなかった。完全な虐待行為だわ」と訴えたのだ。
さらにブリトニーは、ファンから寄せられた大きな支援の声にも言及。「父親たちは、私を解放せざるを得なかったのよ。『フリー・ブリトニー』運動が始まって、たくさんの人たちがピンクのTシャツを着て声をあげているのを見た彼らは、『ファンの間で何かが起こり始めている』って気がついたのね」と語ったブリトニーは、この運動によって、人生が大きく変わったと述べた。
そして音声の最後の部分、ブリトニーは「もしあなたが多くの時間で孤独を感じていて、こういう話を聞いておく必要があるなら、どうか知っておいて。私の人生は、決してラクなものではなかった。そして、あなたは一人ではないの」と、同じ悩みを抱える人々に寄り添うメッセージを送った。
ブリトニー・スピアーズは2008年以降、仕事や財産、プライベートに至るまで、すべてを実の父ジェイミー・スピアーズが管理するという「成年後見人制度」の下にあった。しかし昨年、父親によるこれらの行為は「虐待である」と訴えたブリトニーの主張が認められ、ブリトニーは13年ぶりに制度から解放された。
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