歌手で女優のデミ・ロヴァート(30)が、米ディズニー・チャンネルの映画『キャンプ・ロック』(2008)に出演する前、同局の別作品のオーディションを受けていたことを告白した。
【動画】「This Is Me」パフォーマンス映像(『キャンプ・ロック』より)
デミといえば、ティーン時代、ジョナス・ブラザースと共演した『キャンプ・ロック』でミッチー役を演じブレイク。その後、「サニー with チャンス」(2009-2011)や「プリンセス・プロテクション・プログラム」(2009)といった作品に出演し、マイリー・サイラスや、セレーナ・ゴメスなどと共に、“ディズニー・チャンネルの黄金時代”を築き上げた。
【動画】ディズニースターたちが共演した「Send It On」MV
8月24日、ポッドキャスト番組「Call Her Daddy」に登場したデミは、ディズニー・チャンネル時代を回想。その際、ジョナス・ブラザーズが主演を務める同局のドラマ「ジョナス(J.O.N.A.S)」(2009-2010)のオーディションを受けていたことを明らかにした。
All this Jonas Brothers talk is giving us some serious #JONAS ThrowbackThursday vibes! #JonasBrothers pic.twitter.com/5lns7okyzb
— Disney Channel (@DisneyChannel) February 28, 2019
「(当時)『ハンナ・モンタナ』がちょうど1年ぐらい前にはじまったばかりで、『ハイスクール・ミュージカル』もちょうど放映されたばかりだった。セレーナ(・ゴメス)は『ウェイバリー通りのウィザードたち』に出ていて、そして私はジョナス・ブラザーズのテレビ番組のオーディションを受けたのよ」
デミは、2シーズン放送された「ジョナス(J.O.N.A.S)」にて、ジョナス・ブラザーズ演じるルーカス3兄弟の幼なじみでスタイリストのステラ・マローン役に挑戦。しかし、結果的に同役はチェルシー・ストウブが演じることとなった。
当時について「落選して、くやしかったのを覚えている。胸が張り裂ける思いだった」と述べたデミだが、そんな彼女に驚くべき出来事が起こる。なんと、ディズニー側が、「ほかの2つのプロジェクトできみに会いたい」と言ってきたのだという。
「それで私はOKした。人生でもっとも辛い“ノー”という言葉を食らった私は、もう一度オーディションを受けたいかわからないけれど、やってみようって感じだった」
その2つのプロジェクトとは、デミのブレイクのきっかけとなった『キャンプ・ロック』と、デミ主演のシットコム「サニー with チャンス」であった。
It’s on, it’s on, IT’S ONNNNNNNN…starting at 6p. #CampRock and #CampRock2! pic.twitter.com/QGpYdnDeqB
— Disney Channel (@DisneyChannel) August 31, 2015
12 years ago today, the first episode of ‘Sonny with a Chance’ aired on @DisneyChannel.
The series follows the life of Sonny Munroe, portrayed by Demi Lovato, who lands a role in her favourite comedy series, ‘So Random!’ [8th February 2009] pic.twitter.com/dYJDiscZAz
— Demi Lovato Throwbacks (@demithrowbackz) February 8, 2021
「ジョナス(J.O.N.A.S)」には落ちてしまったものの、映画とドラマ、2本の話をもらったデミ。デミ自身も「冗談でしょう?」と思ったものの、それと同時に「自分の人生が変わろうとしている」とも感じたという。
ディズニー・チャンネル卒業後は、さまざまな困難と向き合いながらも第一線で活躍しているデミ。今後のさらなる活躍が楽しみだ。