『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』などで知られるアナ・デ・アルマスが、マリリン・モンローを演じることで話題のネットフリックス映画『ブロンド』。本作は米国の映画規定で「17歳未満入場禁止映画」(not for children under 17)というNC-17指定がつき、物議をかもしていたが、これにアナ本人が反応している。
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本作は、マリリン・モンローの生涯を大胆に描く注目作。ノーマ・ジーンからスターの座に至るまで、公私でまったく違う姿を見せていたマリリンの素顔に迫る一本だ。本作は、発表当初から物議をかもしており、2019年に完成していたが、生々しい内容を理由に公開日をずらすなどしていた。
本作で注目されているのは、モンローが初めて映画のオーディションを受けるシーン。それが彼女のキャリアをスタートさせることにつながるのだが、そのオーディションでは、残念ながらハラスメントや性的暴力が行われたのだという。本作にはこうしたデリケートなテーマを描いているため、心配の声が上がっていた。
NC-17指定は、より一般的なRレーティングとは異なり、17歳未満でも大人の同伴があれば鑑賞できることを意味する。これにアナは、L’Officielとの新しいインタビューで、自身の意見を明かした。多くの人が言及しているほど、このレーティングは大したことではないと思っているようだ。「なぜそうなったのか、理解できませんでした。『ブロンド』よりずっと露骨で、もっと性的な内容の番組や映画はいくつもあります。でも、この物語を語るには、モンローの人生の中で、彼女をあのような結末に至らしめたすべての瞬間を見せることが重要なのです。それを説明する必要があった。キャストの誰もが、”不快なところ”に行かなければならないことを承知していました」とコメントした。
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『ブロンド』は、ネットフリックスにて9月28日独占配信。