ダベイビーのコンサートがキャンセルされることがわかった。
昨年、同性愛者嫌悪ととれる発言をして以降、批判の声が止まないラッパーのダベイビー。そんな彼は、9月2日（金）に米ルイジアナ州ニューオーリンズにあるスムージー・キング・センターでコンサートを予定していた。
しかし、チケットの売上が低迷したことにより、公演を中止するという決断に至ったという。
現地メディアによると、チケット代は35ドル（約4800円）と比較的安値であるにもかかわらず、前売り分がほとんど売れていないという。コンサート会場の収容可能人数は約14,000人とアリーナ規模であるものの、現時点での販売数は500枚に満たないそうだ。
すでにチケットの販売サイトは利用できなくなっていることから、コンサートの運営側が公演そのものをキャンセルしたことがわかる。
運営側は今回の公演中止の決定について「そうすることがベストだと決断するべき、いくつかのビジネス的な理由が存在した。延期することが、今回の最善の判断だと考えた」と語っている。
上記の通り、運営側は日程を延期した上で、ダベイビーを含む他のアーティストらも参加した別のイベントを検討しているようだ。
一方、ダベイビー側代理人は、公演中止はチケットの販売不振を受けたダベイビー本人の判断によるものだと主張している。
なお、昨年の炎上を受け、ダベイビーは物議をかもした件についてステップを踏んで学習していることも明かしている。
最新曲「Tough Skin」のミュージック・ビデオでは、十字架にかけられたダベイビーが火炎放射器やレンガで攻撃されるシーンが含まれており、これについてネット上では、「炎上の残酷さをあらわしているのではないか」という声をや、「懺悔（ざんげ）の気持ちからくるものではないか」という声があがっている。
