人気海外ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」や、その続編「AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章」のミスター・ビッグ役で知られる俳優のクリス・ノース。複数の女性から性的暴行を訴えられていた彼が、スキャンダルを経て俳優業に復帰した。Page Sixが報じている。
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クリスは、マサチューセッツ州グレートバリントンで行われた「Rhinoceros」の一夜限りのリーディング公演で製作、監督、主演を務めた。彼は“完璧な舞台俳優”であったといい、関係者は「かなり好評を博しましたよ。彼は最後にスタンディングオベーションを受けました」と語っている。この作品のチケットは完売だったようだ。
またクリスはこの作品に地元のタレントを起用し、「何年も前からやりたいと思っていて、イギリスのチチェスター・フェスティバル劇場でのプロデュースに近づいていたんだ。そこにコロナの大打撃があって、人々は(前衛劇作家の)ロネスコをあまり見たいと思わなくなった」と語った。
クリスといえば、2021年のクリスマス直前に2人の女性から性的暴行で告発され、その後も複数の女性が名乗り出ていた。そんな彼は「AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章」での出演シーンをカットされ、さらに、CBSのクライムドラマ「The Equalizer」から降板することになった。クリスは、女性たちの告発を「まったくの虚偽」とする声明を出していた。
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