世界的なファンイベント「DC ファンドーム」が、2022年の開催を中止した。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、対面式イベントに新たに注力することを理由に挙げている。
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「DC ファンドーム」は、2020年に初開催されたオンラインイベント。新型コロナウイルス感染拡大の中、世界中のファンに向けて全DCプロジェクトに関する重大発表と最新情報を紹介していた。このイベントは大成功を収め、2021年も大好評だったため、これが毎年の伝統になると思われた。
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過去の同イベントでは、『THE BATMAN－ザ・バットマン－』の最初の2本の予告編の公開、『バットガール』のコンセプトアートの公開など、たくさんのエキサイティングなニュースで盛り上がった。
そんな中、2022年のサンディエゴ・コミコンでは、DCの存在感は小さく、『ブラックアダム』と『シャザム！』続編の展示のみだったため、多くの人が、「DC ファンドーム」でもっと大きな発表があるのでは？と推測していた。しかし一方で、コミコンの直後にワーナー・ブラザース・ディスカバリーが『バットガール』をキャンセルし、物議をかもした。
「DC ファンドーム」中止について、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが簡単な声明を発表。「対面イベントの復活に伴い、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、世界中の多数のコミックコンでライブでファンと関わることができることに興奮しており、2022年のDC ファンドームのスケジュールを組むことはありません」と述べている。
