ジェフ・ベゾスが、ドラマ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」のプレミアにサプライズ登場し、ショーランナーたちとのあるエピソードを暴露している。
9月2日(金)よりAmazonプライム・ビデオで配信されるAmazonオリジナルドラマ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」。
公開に先駆けロンドンのレスター・スクエアで行われたプレミアに、通販大手「Amazon」の創業者ジェフ・ベゾスも出席した。
プレミアの中でベゾスは、最初に公開される2つのエピソードを紹介しつつ、ショーランナーをつとめるパトリック・マッケイとジョン・D・ペインとの制作秘話を語った。
「すべてのショーランナーにとって、企業のトップから脚本や初期カットに関するメモをもらえるというのは夢なんじゃないだろうか」とジョークを飛ばしたベゾスは「彼らはメモが大好きだからね。頼りにしてくれたこの2人には感謝しているよ。でももう1つ感謝しないといけないのは、ぼくが使ってほしかったときに、そのメモが無視されたことだ」と、自身のアイデアが採用されなかったことを自虐気味に語った。
ベゾスはまた、パトリック・マッケイとジョン・D・ペインがこれまで大きな作品にたずさわった経験がなかったことで作品の出来を疑問視した人がいたことを認めつつ、最終的に彼らが選ばれたことにも感謝の気持ちを述べた。
「我々が下したベストな決断は、この比較的無名なチームに賭けたことだろう」と自信をのぞかせたベゾスは、「この選択を疑問視する人もいた。それでも、我々はこのチームに何か特別なものを見出したんだ」と称賛した。
「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」は、劇場版『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの数千年前を舞台に、多様なキャラクターが登場するストーリー。J・R・R・トールキンの原作小説を現代風にアレンジした作品となっている。