リア・ミシェルが、まもなく初日を迎えるミュージカル「ファニー・ガール」への意気込みを語っている。
リア・ミシェルといえば、9月6日からブロードウェイで上演される人気ミュージカル「ファニー・ガール」にて、主人公ファニー・ブライスを演じることが発表されている。
そんなリアが9月1日(木)、ニューヨーク・ポスト紙の人物紹介記事に登場。ファニー・ブライス役として発表された際に受けた批判や、過去に噴出したスキャンダルに対する世間へ反応を示した。
「ファニー・ガール」のファニー・ブライス役は、今年4月から女優のビーニー・フェルドスタインが演じていた。しかし今年7月、「方向性が変わった」との理由で突然降板を発表。その翌日にリアの登板が発表されたことから、ネット上では彼女がファニー役を演じることを疑問視する声もあがっていた。
それでもリアはニューヨーク・ポスト紙に対し、「個人的にも、プロフェッショナルとしても、これまでにないほど準備ができていると言えるわ」と、作品への意気込みを語っている。
また2020年、自身が主演したドラマ「glee/グリー」の撮影現場にて、共演者に対する人種差別と壮絶ないじめの加害者であったことを告発されたリア。当時大きな批判にさらされた彼女は、「明らかに、他人を傷つけるような行動を取ってしまった」と謝罪コメントを出した。
その中での今回のミュージカル出演をリアは「再出発」だととらえているという。「完璧主義すぎる」ゆえに余裕がなかったと明かしたリアは、「そのレベルの完璧主義、そしてそこからくるプレッシャーで、見えなくなっているものもあった」と語っていた。
そして、「私はいま、リーダーであることの重要性と価値を本当に理解しているの。カメラが回っているときだけでなく、そうでないときにも良い仕事をするということ。これまで、そこは私にとって最重要事項ではなかったの」と、決意を新たにしたリアは、「メンバーみんなが、いろんなことを経験してきた。私はただそこに参加して、準備を整えて、良い仕事をする。そして、ここは彼らの空間なんだという事実を尊重するだけよ」と付け加えている。