ジェーン・フォンダが、ガン宣告を受けたことを発表した。
ドラマ「グレイス&フランキー」への出演で知られる女優で活動家のジェーン・フォンダは9月2日(金)、自身のインスタグラムを更新。ガン宣告されたことを認めたうえで、ファンらにメッセージを送った。
投稿にて、「親愛なる友人の皆さまへ、個人的にお伝えしたいことがあります」と切り出したジェーンは、「このたび、非ホジキンリンパ腫と診断され、化学療法を開始しました」と続けた。
そしてジェーンは「このガンは非常に治療しやすいもので、生存率も80%とされています。とてもラッキーなことでした」と付け加えている。
さらにジェーンはアメリカの社会保険制度にも言及。「健康保険に入っていて、良いお医者さんと治療に出会えたことはラッキーでした」としたうえで、このようなことができるのは有名人である「特権」だと問題視した。
ジェーンは、「アメリカでは多くの家庭が一生に一度はガンと向き合わなければなりません。それなのに、私が受けているような質の高い医療を受けられない人があまりにも多い。これは正しいことではないのです」と呼びかけた。
さらにジェーンは、これまで熱心に活動してきた気候変動に関する問題に今後も取り組んでいくつもりだという。
「私は今、6ヶ月間の化学療法を受けています。これもうまくいっていますし、気候変動に関する活動にも支障はありません」と断言したジェーンは、「ガンは私にとっては教師です。その教えには、細心の注意を払っています。そんなガンが教えてくれたことの1つが、コミュニティの重要性です。私たちは1人ではないということを示すため、自分のコミュニティを成長させ、深めていくことが大切なのです。もうすぐ85歳になる私に、ガンは新たな現実に適応することの重要性を教えてくれているのです」と呼びかけた。