性加害を告発されたコメディアンヌのティファニー・ハディッシュが、自らの疑惑に言及している。
コメディアンヌのティファニー・ハディッシュと、同じくコメディアンのエリーズ・スピアーズは8月30日(火)、22歳の女性と14歳の少年から、それぞれが14歳と7歳だったころの幼いころに性的虐待を受けたと告発された。
これについて、ティファニーは9月5日(月)、自身のインスタグラムを更新。疑惑について釈明している。
「みんな、たくさん聞きたいことがあるのはわかってる。もちろんね。ちゃんと理解しているわ。でも残念ながら、いままさに裁判が進行中で、話せることがほとんどないの」と現状を説明したティファニーは、「今回、問題とされているビデオは、一見するとコントのようにつくられているのかもしれない。でも、まったくおもしろくない。そして、私自身も参加してしまったことを深く後悔しているわ」と続けた。
ティファニーが言及した「問題とされているビデオ」とは、2013年におもしろ動画を投稿するサイト「Funny or Die」にアップロードされたという、「Through a Pedophile’s Eyes(小児性愛者の視線で)」という動画のこと。
この動画は2018年に削除されているが、今回原告となっている当時14歳と7歳だった2人が、あえてあえぎ声のような音を立ててサンドイッチを食べているというもので、オーラルセックスを想起させる内容であることは明らかだった。そしてこのような演出を指導していたのが、ティファニーだったという。
ティファニーは自らのインスタグラムにて、「もっとお話しできる状況になれば、きちんとお伝えします」とつづっている。
一方、ティファニーの弁護人はこの件について、原告の母親の主張が「インチキ」なものであると声明を発表している。