ハリー・スタイルズが、クリス・パインに向かってツバをはいたのではないかと話題になっている。
Did Harry Styles just spit on Chris Pine?? #DontWorryDarling pic.twitter.com/V79mMi8CQs
— Matt Ramos (@therealsupes) September 6, 2022
疑惑の発端は9月5日(月)、ネットに投稿された動画だった。この日、イタリア・ベネチアで開催中の「第79回ベネチア国際映画祭」に、最新出演作『ドント・ウォーリー・ダーリン』のプレミアのため参加した歌手で俳優のハリー・スタイルズ。
そんな彼が、会場に到着し用意された席に座る際、となりの席にすでに着いていた共演者のクリス・パインのヒザに「ツバをはきかける」ような動作を見せたのだ。この直後、クリス・パインは顔を下げ、自身のヒザを確認するような仕草をしている。
動画が投稿されるやいなや、ネットは大炎上。ボーイズ・グループ ワン・ダイレクションのメンバーとして世界中から歓声を浴び、ソロとなったいまも絶大な人気を誇るスターであるハリーのスキャンダルとあって、ファンからは「信じられない」「絶対ツバなんてはいていない」と擁護の声があがる一方、「ハリーの動画みた。おおやけの場で、共演者に向かってあんなことするなんて。マジで開いた口がふさがらない。気持ち悪い」と批判する声も多く見られ、大荒れとなった。
そしてこの動画は、「#SpitGate(ツバはき事件)」というハッシュタグとともに拡散される事態となった。
多くのネットユーザーが、「本当にツバをはいたのか」と検証する中、この一連のシーンは、映画祭の場にいた多くの参加者がカメラに収めていたことから、別の角度から撮影された動画も投稿され始めた。
Harry takes his seat. #DontWorryDarling #venezia79 pic.twitter.com/by6DmYxvRS
— Ramin Setoodeh (@RaminSetoodeh) September 5, 2022
このたび、雑誌「Variety」の共同編集長ラミン・セトーデが投稿したのは、やってくるハリーと席についているクリスの背後をすこし遠い距離から撮影したもの。よく見てみると、ハリーがツバをはく動作をした際、その顔はクリスのヒザには向いておらず、万が一ツバをはいていたとしても、床に落ちている可能性が高いことがわかる。
ネットでの騒動を受けて、クリスの代理人がコメントを発表。「ツバをはかれた事実はない」と完全否定したうえで、「バカげた話です。完全なねつ造であり、明らかに人をだまし、憶測だけで判断させるようなもの。ネットの弊害でしかない」と怒りをあらわにしている。