メーガン妃が、ヘンリー王子との結婚式について寄せられた反響について心境を語っている。
このたび、自身のポッドキャスト番組「Archetypes」にて女優のミンディ・カリングと対談したメーガン妃は、2018年にヘンリー王子との結婚した際、人々から寄せられた反響に苦言を呈した。
「私の経験で話をさせてもらうと、夫と婚約したとき、みんな『あら、彼に選ばれてラッキーね』って感じだったの」と切り出したメーガン妃は、ニュースの見出しの一部に「幸せなカップルは、おとぎ話を現実にした」というものがあったことを紹介。そのうえで「そういう話を何度も何度も聞いているうちに、あるときふと、『そうよ、私も彼を選んだんだわ』と思うようになったの」と続けた。
そして「でもありがたいことに、私にはパートナーがいた。そのパートナーが、私のために世間の決めつけに反論してくれたの。『彼らはすべてまちがってる。君がぼくを選んでくれたから、ぼくは幸せ者なんだ』って」と、ヘンリー王子が寄り添ってくれたことを明かしたメーガン妃は、「でも、『私は幸せものだ』って決めつけるのって、ジェンダー的なものだし、典型的なものよね。自分で自分は幸せだって感じられればいいだけなのに、誰かから『あなたは幸せね』って言われるのを待つという考え方におちいってしまうの」と付け加えた。
またメーガン妃は、14歳のときに学校の授業の一環で「結婚式を計画する」というものがあったことも紹介。当時は湖のある高級ホテルで、プリンセスのようなドレスを着て、豪華なウェディングケーキがある結婚式を計画していたという。
そんなメーガン妃は番組の中で、「40代になったいま私が思うのは、このような授業が存在し、採点の対象になっていたという事実。当時は、『私はずっと独身でいたい』なんて言える時代ではなかったの」として、女性は結婚するのが当たり前という当時の価値観についても苦言を呈した。
