英国王室の女王、エリザベス2世が、現地時間9月8日木曜日に息をひきとった。96歳だった。
The Queen died peacefully at Balmoral this afternoon.
The King and The Queen Consort will remain at Balmoral this evening and will return to London tomorrow. pic.twitter.com/VfxpXro22W
— The Royal Family (@RoyalFamily) September 8, 2022
王室はツイッターにてこのニュースを発表。「女王は今日の午後、バルモラルで安らかに息をひきとりました」「国王と王妃は今晩バルモラルに残り、明日ロンドンに戻る予定です」とつづっている。
8日未明、王室は、医師が女王の健康を懸念しているため、女王を医学的監視下に置いたと発表。これを受けて、ヘンリー王子、ウィリアム王子、チャールズ王子、アンドリュー王子などが女王のいるスコットランドのバルモラルに駆けつけた。この時、ヘンリー王子の妻であるメーガン妃の姿はなかったという。
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1952年に父であるジョージ6世が亡くなった後、70年以上にわたり英連邦を統治してきた女王。英国史上最も長く君臨した女王には、4人の子供、8人の孫、12人のひ孫がいる。義務と家族を何よりも優先するように育てられたエリザベス女王は、カラフルな服装、そしてコーギーや馬をこよなく愛した。
エリザベス女王は2021年11月、医者からの助言をうけ2週間ほど休養し公務を欠席。また今年5月の国会開会式や、女王の誕生日を祝うイベント「Trooping the Colour」では、チャールズ皇太子が女王の代理を務めるなどしていた。
エリザベス女王は今年2月に在位70年を迎え、ビッグイベント「プラチナ・ジュビリー」が開催された。その際、イギリス・ロンドンのバッキンガム宮殿で行われた「プラチナ・パーティ・アット・ザ・パレス 」にてイギリスの象徴の一つとも言えるくまのパディントンと共演したことも話題となっていた。