先日もたらされたエリザベス女王の悲しい知らせを受け、多くの王室メンバーの称号が変更されることとなった。
エリザベス女王は9月8日(木)、療養先だったスコットランド・アバディーンにあるバルモラル城で96年の生涯に幕を閉じた。
これにともない、新たな君主が誕生するとともに、ロイヤルファミリーの一部の称号も変更される。この中にはウィリアム王子やキャサリン妃、彼らの3人の子供たち、そしてヘンリー王子とメーガン妃の2人の子供たちも含まれる。
・チャールズ皇太子→国王チャールズ3世
エリザベス女王に変わる新たな君主となった。
・カミラ夫人→カミラ王妃
チャールズ国王の皇太子時代、元妻であり王子たちの母である故ダイアナ元妃に配慮し「皇太子夫人」と名乗ってきたカミラ王妃。チャールズ国王の即位後も「国王夫人」とされるのではと予測されていた。しかし今年2月、カミラ夫人が「王妃」となることを、エリザベス女王が要望として出していた。
・ウィリアム王子(ケンブリッジ公爵)→ケンブリッジおよびコーンウォール公爵
・キャサリン妃(ケンブリッジ公爵夫人)→ケンブリッジおよびコーンウォール公爵夫人
・ジョージ王子→プリンス・ジョージ・オブ・コーンウォール・アンド・ケンブリッジ
・シャーロット王女→プリンセス・シャーロット・オブ・コーンウォール・アンド・ケンブリッジ
・ルイ王子→プリンス・ルイ・オブ・コーンウォール・アンド・ケンブリッジ
・アーチー・マウントバッテン=ウィンザー→アーチー王子
ヘンリー王子の長男アーチーくんは、1917年に当時の国王ジョージ5世が確立した儀礼により国王の孫となったことから、「王子」の称号が与えられることになった。
・リリベット・マウントバッテン=ウィンザー→リリベット王女
こちらも誕生時はHRH(妃殿下)の称号を得る地位にいなかったが、国王即位にともない「王女」の称号が与えられた。