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ウィリアム皇太子、祖母エリザベス女王の死去を受け追悼文を発表 「もっとも幸せな瞬間に、そばにいてくれました」 感動のメッセージが話題に

左からジョージ王子、ウィリアム皇太子、エリザベス女王 Photo: Tim Ireland/AP/Shutterstock NEWS
左からジョージ王子、ウィリアム皇太子、エリザベス女王 Photo: Tim Ireland/AP/Shutterstock

イギリス王室のエリザベス女王の死去を受け、ウィリアム皇太子が追悼メッセージを発表。その内容が感動を呼んでいる。

9月8日(木)、イギリスのエリザベス女王がスコットランドのバルモラル城で息をひきとった。享年96歳であった。

これに伴い、チャールズ皇太子が新国王に即位し、ウィリアム皇太子が王位継承順位第一位となった。

そして9月10日(土)、ウィリアム皇太子が女王の死去後、初めてSNSを更新した。黒地に白の文字で書かれたこの追悼メッセージには、「おばあちゃん」という単語が使われ、英国を70年に渡り統治し続けた女王を失った皇太子という立場からだけではなく、最愛の祖母を亡くしたひとりの孫としての悲痛な気持ちが込められている。

ウィリアム皇太子が発表した声明全文は以下の通り。

今週木曜、世界は1人の類まれなるリーダーを失いました。国、領土、コモンウェルスに、絶対的にその身を捧げた人物でした。彼女の歴史的な治世の意味については、これから多く語られることとなるでしょう。

一方、私個人としては、祖母を亡くしました。彼女を失ったことを悲しむと同時に、感謝の気持ちであふれています。私は40代を迎えるまで、女王の知性と安心感に恵まれることができました。妻は20年間、女王の導きとサポートを受けることができました。私の3人の子供たちは、休日を女王と過ごすことができました。彼らにとって、一生の思い出となったことでしょう。

彼女は私にとってもっとも幸せな瞬間に、そばにいてくれました。私の人生におけるもっとも悲しい日々にも、そばにいてくれました。この日が来ることはわかっていましたが、それでもおばあちゃんがいない生活に実感が湧くようになるには、しばらく時間がかかりそうです。

彼女が私の家族、そして私に見せてくれた優しさに感謝します。そして、公人として奉仕と権威の模範を示してくれたことに、私の世代の代表として感謝しています。時代はちがっても、常に私たちにとって関わり深いものでした。

祖母は、『悲しみは、愛のために支払う代償だ』という有名な言葉を残しています。これから数週間、私たちが抱く悲しみは、すべて私たちの、偉大な女王に対する愛情を表しているということでしょう。これからは、国王である父をあらゆる方法で支えることで、女王の思い出を称えたいと思います。

エリザベス女王と、ロイヤルファミリー Photo: Shutterstock
左からウィリアム王子、エリザベス女王、ヘンリー王子
エリザベス女王と、メーガン妃
エリザベス女王と、ヘンリー王子 Photo: Shutterstock
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英エリザベス女王
エリザベス女王と、ヘンリー王子 Photo: Shutterstock
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エリザベス女王と、ヘンリー王子 Photo: Shutterstock
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