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海外ドラマ・スター True Story~海ドラ・セレブの人生はドラマティック!~詳細

Vol.94 キム・ベイシンガーと相思相愛夫婦だった、アレック・ボールドウィン

2012年10月2日
テレビ、舞台、映画と幅広い分野で活躍しているアレック・ボールドウィン。2006年に「30 ROCK/サーティー・ロック」が放送開始してからは”TVスター”と呼ばれることが多くなりました。「30 ROCK」のおかげでTVコメディ好きな層、若い層のファンも獲得したアレックですが、実は、映画に強いこだわりを持っているとのこと。The New Yorkerのインタビューでも「映画に主演したい。1作でいい、素晴らしい映画に主役として出演したい」と噛みしめるように発言しています。

今回も自分の気持ちを正直に語ることで人気を集める、個性派俳優アレックのこれまでの道のりをご紹介します!


■公私ともに充実していた90年代
長身でスリム、その上ハンサムという恵まれた外見だったアレックは、昼メロでキャリアをスタートした後、ブロードウェイで舞台デビュー。その後に銀幕デビューと、トントン拍子にキャリアを進めてきました。

1990年代に入っても仕事は絶好調で次々と映画に出演。ショーン・コネリー主演の潜水艦映画「レッド・オクトーバーを追え! 」、メグ・ライアンと共演したラブ・ファンタジー映画「キスへのプレリュード」、アル・パチーノ主演のヒューマン映画「摩天楼を夢みて」、ニコール・キッドマンと共演したサスペンス映画「冷たい月を抱く女」、デミ・ムーアと共演した「陪審員」などなど、数多くの話題作に出演したのです。

私生活では「あなたに恋のリフレイン」や「ゲッタウェイ」で共演したキム・ベイシンガーと交際するようになり、1993年にゴールイン。ハリウッドを代表する美男美女夫婦の誕生だと騒がれました。1995年には長女アイルランドが生れ、まさに公私ともに絶好調だったのです。


■キムのセクシー映画にアレックは?
キムの代表作といえばアレックと出会う前に出演した「ナインハーフ」。ミッキー・ロークとのセックスシーンが過激すぎると大きな話題を呼んだ作品です。

結婚後、インタビューで「『ナインハーフ』をどう思う?」と聞かれたアレックは、「我々は映画で沢山の露骨なことをやっているが、ホットなセックスシーンが苦手だという観客がいるんだよね」と大笑い。そして、「いい映画だと思うよ。この手の映画は海外の方がうけるみたいだね。キムは海外でとても人気者なんだ」と述べました。

キムは、「個人的にセックスシーンは苦手。アレックが相手であっても慣れることはないわ。とても難しいシーンだから……だって、キムとアレックじゃない、演じている役なのだもの。それに、私のベッドでのクセがどんなものかを、映画を観ている人たちに披露したくはないわ。シャンデリアでスイングするかどうか、なんてこともね」と冗談交じりに語っていました。

ちなみに、この時アレックは「結婚してから、女性とのセックスシーンを演じたいと思わなくなったんだ。撮るんだったらキムとだけ。彼女以外には考えられない」とも発言。一途な気持ちを赤裸々に明かしていました。


■アカデミー候補に!でも私生活はドン底……
1998年、アレックは再び舞台に戻りました。出演したのは、シェークスピアの「ハムレット」。名門イエール大学出身の実力派女優アンジェラ・バセットと共演し、話題を集めました。

そして、2003年。アレックはウィリアム・H・メイシー主演のギャンブル映画『The Cooler』で演じたカジノのボス役が高い評価を得て、アカデミー助演男優賞にノミネートされました。とうとう目標だったアカデミー賞候補に名があがるまでにのぼりつめたのです。が、実は、この数年前から彼はとても辛い日々を過ごしていたのでした。


<次回はアレックの辛い日々、そして「30 ROCK」で再ブレイクをお送りします。お楽しみに!>