Vol.109 ディズニー・チャンネル出身のカリスマ的スター、デミ・ロヴァート

4月24日、人気歌手で女優のデミ・ロヴァートが、写真共有アプリのインスタグラムに”寝起きのドスッピン写真”を掲載。自然な美しさが溢れてて素敵!とファンを大喜びさせました。



若い女性から絶大な支持を得ているデミは、15歳のときテレビシリーズ「As the Bell Rings」(2007)でディズニー・チャンネル デビュー。翌年、ジョナス・ブラザーズ主演のテレビ映画「キャンプ・ロック」でヒロインを演じブレイク。2009年からは彼女が主役を務めるテレビシリーズ「サニー with チャンス」の放送が開始され、押しも押されぬアイドルとなりました。

2010年に自身が抱える問題と向き合うために活動を停止しましたが、翌年には復活。抱えていた問題をオープンにし、若い女子たちに勇気と希望を与えました。オーディション番組「Xファクター」の審査員を務めるようになってからは、彼女をロールモデルとして崇める少女たちが続出。今や、アメリカの芸能界には欠かせない存在となっています。

これから数回にわけて、ディズニー・チャンネル出身のカリスマ的スター、デミ・ロヴァートをご紹介します!


■子供時代、ハーフタイムショーに出演

デミは1992年8月20日、ニューメキシコ州アルバカーキで生まれ、テキサス州ダラスで育ちました。南部という土地柄、カントリーミュージックやモータウンミュージックを聴きながら育ち、音楽大好き少女になったそうです。4人姉妹の3番目ですが両親ともに同じなのは5年上の姉ダラスだけで、異母姉と異父妹とはほとんど交流を持たなかったそうです。

デミの父親はカントリーミュージック歌手で母親はプロアメリカン・フットボールチームのダラス・カウボーイズのチアリーダーをしていた活動的な女性。デミは両親の影響を受け幼稚園のころから、地元のタレントショーに出演するようになりました。彼女の歌唱力は抜群で、後にカントリー・ミュージック歌手となるリアン・ライムスと一緒に、ダラス・カウボーズが出場する感謝祭の日の試合のハーフタイムショーを務めたこともありました。


■子役として大活躍

6歳になる頃には、プロの世界で子役や歌手として活躍したい!と強く思うようになったというデミは、子役の登竜門ともいわれる人気子供番組「Barney & Friends」のオーディションを受け、見事合格。この番組は人気キャラクターのバーニーと子役が繰り広げる1話完結のストーリーで、曜日により出演する子役が異なります。そのため、デミのほかにも数人が合格したのですが、その中にはセレーナ・ゴメスもいました。セレーナとはオーディションの順番が近かったため、待ち時間を一緒に遊んで過ごし、「一緒に合格するといいね!」と励ましあっていたとか。2人同時に合格したときは大喜びし、以来2人は大親友となったのです。

「Barney & Friends」には7歳から10歳まで出演しましたが、7歳という年はギターを弾き始めた年でもありました。演劇と歌のレッスンは10歳になってから受け始めたとのこと。学校で酷いいじめにあっていたデミは、家で親に勉強を教えてもらうホームスクーリングを受けており、勉強にレッスンにと忙しい日々を送りました。

ちなみに、朝起きるとまずラジオをつけるというほど音楽好きなデミのアイドルは、ケリー・クラークソンとJoJo。マライア・キャリーなどもよく聞いていたそうですが、ケリーとJoJoに最もインスパイアされたと明かしています。


■ディズニー・チャンネルで大ブレイク!

10代に入り、オーディションを受け始めるようになったデミは、14歳で「プリズン・ブレイク」に、15歳で「Just Jordan」にゲスト出演しました。ディズニー・チャンネルの「As the Bell Rings」に出演するようになったもの15歳のときで、後に彼女がブレイクするきっかけとなったテレビ映画「キャンプ・ロック」とテレビシリーズ「サニー with チャンス」のオーディションを受けたのも15歳であり、15歳の年は彼女にとって大きなターニングポイントとなりました。



<次回は、人気絶頂でリハビリ更生を決意したデミと彼女が抱えていた問題についてご紹介します。お楽しみに!>


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