注目トピックス
Vol.111 ティーンのリーダー的存在、ナチュラルでスピリチュアルなデミ・ロヴァート
2014年6月30日
「Vol.110 女優としても一流、歌手としても一流のデミ・ロヴァート」からの続き
先日アメリカで発売された人気ティーン雑誌「Seventeen」で、ゲスト編集長を務めたデミ・ロヴァート。彼女は、これまで数多くのポジティブなメッセージを発信してきましたが、今回も若い女性たちに向けて、「自分のペースで歩いていいのよ」「ともに成長できる、夢に向かって頑張っている友人を持つことが大事」「恋愛することは素敵だけど、依存しちゃだめよ」と、素晴らしい言葉を投げかけました。
無理をせず、自分にもファンに対しても正直であり続けるデミは、今やティーンのリーダー的存在。今回も、そんな彼女の”これまで”をご紹介いたします!
■人気絶頂でのメルトダウン
ディズニーチャンネルのテレビドラマ「サニー with チャンス」、テレビ映画「キャンプ・ロック2」、地上派の人気ドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」へのゲスト出演、ビルボード200のトップ3入りした「キャンプ・ロック2」サントラと「サニー with チャンス」サントラのレコーディング、ジョナス・ブラザーズとのジョイント・ツアーで各地を飛び回る、などなど、多忙を極めた2010年10月末。突然、ショッキングなニュースが流れました。デミがジョイント・ツアーを離脱し、リハビリ施設に入所したと報じられたのです。
代理人の発表によると、デミは強いストレスと精神不安を訴え、いわゆるメルトダウンしたため検査入院することになり、リハビリが必要だと診断されたとのこと。子役はアルコール依存症や薬物依存症になりやすいため、デミもそうなのかと噂されましたが、代理人は完全否定。リハビリを終えたらすぐに復帰すると、ファンに約束しました。
■メルトダウンの原因は!?
何がデミにとって入院するほどまでの、強いストレスになったのか。様々な憶測が飛び交いました。交際2ヶ月であっけなく破局してしまったジョー・ジョナスと、ジョイント・ツアーで顔を合わせるのが辛いのではという説。アシュリー・グリーンと熱愛中のジョーを間近で見て心が苦しくなったという説。ジョーへの想いが断ち切れず精神的に不安定になりリストカットしたり摂食障害に陥っているという衝撃的な説までも流れました。
しかし、彼女のメルトダウンはもっと酷かったことが判明します。プライベートジェット機で移動中に、バックダンサーの女性をいきなり殴ったのがリハビリを決断するきっかけになったと報じられたからです。暴行を受けたダンサーいわく、デミは前夜にドンちゃん騒ぎをしたためマネジャーにきつく叱られてしまい、ダンサーがちくったに違いないと思い込み殴ったとのこと。彼女には翌年1月に慰謝料として900万円ほどが支払われ和解したのですが、デミが暴力をふるうアイドルだったという事実は彼女にとってイメージダウンとなってしまいました。
■摂食障害、双極性障害、自傷、コカイン依存だった過去を告白
デミのリハビリは順調に進み、2011年1月には出所しました。そして、4月、デミはティーン雑誌「Seventeens」でリハビリで受けた治療は摂食障害と双極性障害だったと激白。完璧でいなくちゃいけないというプレッシャーから発症したと赤裸々に明かし、同年代の少女たちから強い共感と支持を受けました。
その後も、摂食障害になったきっかけは子供時代に受けていたいじめで、自傷もしていたこと。プロモーターたちが用意してくれたドラッグやアルコールに手を出した結果、依存してしまったということも告白。今では全て克服したと宣言し、親や周りの大人たちからプレッシャーを与えられがちな同世代の男女を励ますリーダー的存在へと成長していきました。
■ティーンのリーダー的存在に!
2011年9月、デミはファン待望のサードアルバム「Unbroken」をリリース。R&Bスタイルの曲が多いこのアルバムは、ビルボード200のトップ5入りする大ヒットに。メッセージ性の高い作品だと絶賛され、ティーン・チョイス・アワード、MTVビデオミュージック・アワードなどで賞を獲得しました。
ティーンから絶大なる支持を得るようになったデミは、2012年、19歳の若さでオーディション番組「Xファクター」の審査員に抜擢。厳しいことで有名なサイモン・コーウェルもデミの的確なコメントやアドバイスには舌を巻き、デミは幅広い年齢層から好かれるようになりました。
デミが自分の暗い過去をここまでオープンに語り、ポジティブになれたのには、リハビリを支えてくれたボーイフレンドの存在が大きいといわれています。その彼とはウィルマー・バルデラマ。アシュトン・カッチャーやミラ・クニスと共に「ザット’70sショー」に出演していたウィルマーは、ティーンアイドル好きと噂されデミよりも13歳も年上ですが、デミはウィルマーのおかげで更生できたのだと伝えられています。
「わたしは完璧じゃない。でも、完璧じゃなくてもいいのよ」というメッセージを送り続けているデミ。今年リハビリ施設で治療を受けた親友のセレーナ・ゴメスも、デミのことを頼っており、2人の絆はより一層強くなったそうです。
21歳でティーンのリーダーと呼ばれるようになったデミが、これからどのように進化していくのか。要チェックです!
<次回は、ディズニーと同じくらい人気の子供向け放送局ニコロデオンの番組で大ブレイクしたアイドル、アリアナ・グランデをご紹介します。お楽しみに!>
先日アメリカで発売された人気ティーン雑誌「Seventeen」で、ゲスト編集長を務めたデミ・ロヴァート。彼女は、これまで数多くのポジティブなメッセージを発信してきましたが、今回も若い女性たちに向けて、「自分のペースで歩いていいのよ」「ともに成長できる、夢に向かって頑張っている友人を持つことが大事」「恋愛することは素敵だけど、依存しちゃだめよ」と、素晴らしい言葉を投げかけました。
無理をせず、自分にもファンに対しても正直であり続けるデミは、今やティーンのリーダー的存在。今回も、そんな彼女の”これまで”をご紹介いたします!
■人気絶頂でのメルトダウン
ディズニーチャンネルのテレビドラマ「サニー with チャンス」、テレビ映画「キャンプ・ロック2」、地上派の人気ドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」へのゲスト出演、ビルボード200のトップ3入りした「キャンプ・ロック2」サントラと「サニー with チャンス」サントラのレコーディング、ジョナス・ブラザーズとのジョイント・ツアーで各地を飛び回る、などなど、多忙を極めた2010年10月末。突然、ショッキングなニュースが流れました。デミがジョイント・ツアーを離脱し、リハビリ施設に入所したと報じられたのです。
代理人の発表によると、デミは強いストレスと精神不安を訴え、いわゆるメルトダウンしたため検査入院することになり、リハビリが必要だと診断されたとのこと。子役はアルコール依存症や薬物依存症になりやすいため、デミもそうなのかと噂されましたが、代理人は完全否定。リハビリを終えたらすぐに復帰すると、ファンに約束しました。
■メルトダウンの原因は!?
何がデミにとって入院するほどまでの、強いストレスになったのか。様々な憶測が飛び交いました。交際2ヶ月であっけなく破局してしまったジョー・ジョナスと、ジョイント・ツアーで顔を合わせるのが辛いのではという説。アシュリー・グリーンと熱愛中のジョーを間近で見て心が苦しくなったという説。ジョーへの想いが断ち切れず精神的に不安定になりリストカットしたり摂食障害に陥っているという衝撃的な説までも流れました。
しかし、彼女のメルトダウンはもっと酷かったことが判明します。プライベートジェット機で移動中に、バックダンサーの女性をいきなり殴ったのがリハビリを決断するきっかけになったと報じられたからです。暴行を受けたダンサーいわく、デミは前夜にドンちゃん騒ぎをしたためマネジャーにきつく叱られてしまい、ダンサーがちくったに違いないと思い込み殴ったとのこと。彼女には翌年1月に慰謝料として900万円ほどが支払われ和解したのですが、デミが暴力をふるうアイドルだったという事実は彼女にとってイメージダウンとなってしまいました。
■摂食障害、双極性障害、自傷、コカイン依存だった過去を告白
デミのリハビリは順調に進み、2011年1月には出所しました。そして、4月、デミはティーン雑誌「Seventeens」でリハビリで受けた治療は摂食障害と双極性障害だったと激白。完璧でいなくちゃいけないというプレッシャーから発症したと赤裸々に明かし、同年代の少女たちから強い共感と支持を受けました。
その後も、摂食障害になったきっかけは子供時代に受けていたいじめで、自傷もしていたこと。プロモーターたちが用意してくれたドラッグやアルコールに手を出した結果、依存してしまったということも告白。今では全て克服したと宣言し、親や周りの大人たちからプレッシャーを与えられがちな同世代の男女を励ますリーダー的存在へと成長していきました。
■ティーンのリーダー的存在に!
2011年9月、デミはファン待望のサードアルバム「Unbroken」をリリース。R&Bスタイルの曲が多いこのアルバムは、ビルボード200のトップ5入りする大ヒットに。メッセージ性の高い作品だと絶賛され、ティーン・チョイス・アワード、MTVビデオミュージック・アワードなどで賞を獲得しました。
ティーンから絶大なる支持を得るようになったデミは、2012年、19歳の若さでオーディション番組「Xファクター」の審査員に抜擢。厳しいことで有名なサイモン・コーウェルもデミの的確なコメントやアドバイスには舌を巻き、デミは幅広い年齢層から好かれるようになりました。
デミが自分の暗い過去をここまでオープンに語り、ポジティブになれたのには、リハビリを支えてくれたボーイフレンドの存在が大きいといわれています。その彼とはウィルマー・バルデラマ。アシュトン・カッチャーやミラ・クニスと共に「ザット’70sショー」に出演していたウィルマーは、ティーンアイドル好きと噂されデミよりも13歳も年上ですが、デミはウィルマーのおかげで更生できたのだと伝えられています。
「わたしは完璧じゃない。でも、完璧じゃなくてもいいのよ」というメッセージを送り続けているデミ。今年リハビリ施設で治療を受けた親友のセレーナ・ゴメスも、デミのことを頼っており、2人の絆はより一層強くなったそうです。
21歳でティーンのリーダーと呼ばれるようになったデミが、これからどのように進化していくのか。要チェックです!
<次回は、ディズニーと同じくらい人気の子供向け放送局ニコロデオンの番組で大ブレイクしたアイドル、アリアナ・グランデをご紹介します。お楽しみに!>
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