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海外ドラマ・スター True Story~海ドラ・セレブの人生はドラマティック!~詳細

華麗なる カーダシアン/ジェンナー ファミリー:キム・カーダシアンのサクセス・ストーリー PART2

2016年9月6日
カニエ・ウェスト(左)、キム・カーダシアンカニエ・ウェスト(左)、キム・カーダシアン
夫のカニエ・ウエストが「悪く言われることに我慢できない」として、「嘘をついてカニエを悪者に仕立てた」テイラー・スウィフトに猛烈なパンチをくらわせたキム・カーダシアン。このことで、テイラーは大ピンチに追い込まれていると報じられ、「さすが、キム」「キムは無敵」だと大絶賛されています。

音楽界のプリンセスだったテイラーですが、キムは、今回テイラーの嘘を暴く直前、一家のリアリティ番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」で、なぜ、テイラーに対して憤りを感じているのかを語りました。家族にも相談し、母親のクリスから、「私はテイラーの母親が大好き。彼女も悪い子じゃないわ。一度、テイラーと話し合ってみたらどうかしら?」というアドバイスを受けていたことも明らかにしました。


テイラー・スウィフト (c)WENN.com

最終的にキムは、「申し訳ないけど、ママのアドバイス通りにはできない」と言い、テイラーの嘘を暴いたわけですが、世間はリアリティ番組を見て、「キムは悩んでいた」「カニエのことを本気で愛し、心配しているからこそ、こういう行動に出た」「カーダシアン姉妹はキムに賛成したが、クリスは止めた」と知っていました。そういうこともあり、「キムをここまで追いつめたテイラーは悪い」と受け止められるようになったのです。

今回もそんな世間に味方される、カーダシアン家の最もお騒がせセレブのキム・カーダシアンのサクセス・ストーリーPART2を、ご紹介します。


■きっかけはジェシカ・シンプソンの元夫とのロマンス

末期がんだと診断され、わずか2ヶ月後に59歳の若さで亡くなったロバート・カーダシアン。キムは「自分の味方になってくれる偉大な父親」の死に大ショックを受けました。しかし、「お前は大丈夫」「姉妹や弟たちは心配。頼む」と自分を信頼してくれた、父親の最後の言葉に応えようと、気丈に振る舞いました。

軌道に乗った「ワードロープ・スタイリスト」「ファッション・アドバイザー」の仕事を、さらに大きなものへと拡大しつつ、積極的にパーティーに繰り出し、セレブとの社交を楽しむようにもなりました。自ら行動することで、姉妹、弟に、「いつまでも落ち込んでいたら、パパも悲しむ。パパは痛みから解放されたんだし、私たちを見守ってくれているんだから、パパからもらった命を無駄にしていないよ、楽しんでいるよって見せなくちゃ」と伝えたのです。

2003年から2006年は、人気女優で歌手ブランディの弟で、歌手として活動していたレイ・Jと交際。レイと別れた後、ジェシカ・シンプソンと離婚したばかりのニック・ラシェイと付き合うようになり、「ニックの新カノ」としてパパラッチに追いかけられるようになりました。ニックとは数ヶ月しか付き合いませんでしたが、これがきっかけで「キム・カーダシアン」の存在がタブロイドに登場するようになったのです。


ニック・ラシェイ (c)WENN.com


■パリスの引き立て役と呼ばれたことも

「ワードロープ・スタイリスト」「ファッション・アドバイザー」という職業がら、キムは、同年代で同級生だったパリス・ヒルトンら大金持ちの女友達と、よく外出したり、夜遊びしました。

2000年代前半、パリスは「元祖おさわがせセレブ」として大注目されていました。ブロンドで肌は雪のように白く、青いコンタクトを入れ、モデルのように細いパリスは、お姫様のように扱われていました。キムは、ブルネットで肌はうっすらと日焼けをしたような色。目の色も茶色ですし、胸やお尻が大きく細くはなく、パリスとは正反対。そのため、「パリスの引き立て役」と言われました。


パリス・ヒルトン(左)、キム・カーダシアン (c)WENN.com

それだけでなく、「ワードロープ・スタイリスト」「ファッション・アドバイザー」として雇われていたため、その仕事をしているだけなのに、「パリスの手下」「金魚の糞」と陰口を叩く人もいたのです。

しかし、キムがパリスを超える「お騒がせセレブ」になる騒動が、2007年2月に起こりました。キムがレイと交際していた2003年に「2人で楽しむために」と撮影したセックステープが、大手ポルノ制作/配信会社「Vivid Entertaiment」のウェブサイトから配信されると発表されたのです。


レイ・J(左)、キム・カーダシアン (c)WENN.com


■レイ・Jとのセックステープ流出事件

セックステープは、キムでもレイでもない第三者が盗み、Vividに大金で売却したと報道。キムは大ショックを受け、母親クリスに助けを求めました。クリスは、すぐさま有能な弁護士を雇い、Vividを起訴。しかし、セックステープはインターネットから消える気配はありません。

焦ったキムは、パリスから紹介されたことがある、ポルノ業界で働くジョー・フランシスに連絡。どうすればよいかとアドバイスと求めました。ジョーは、Vividの社長と友人だったため、社長、キム、レイの3人で話し合いをするよう手配しました。そして、Vividは正式な手順を踏んで法に反することなくセックステープを入手したこと、ここまで流出したセックステープの存在をネット上から消すということは不可能であること、そんなことをしたらこのセックステープを使って金儲けする輩が現れること。だから、一番良いのは、キムもレイも、Vividから金を受け取り和解することだとアドバイスしました。

キムは、これは自分にとって最大の汚点になると、納得できなかったものの、仕方ないと和解を受けれることにました。レイは男性ということで、キムよりも少ない額を提示されたものの、キム同様に大金を手にし、売り上げの一部を手にする事で納得しました。


■セックステープのおかげでイメージアップ

自分にとって大きなイメージダウンとなったと嘆いたキムですが、ネット上で、彼女はもてはやされる存在となっていました。パリスもセックステープが流出していましたが、まぐろ状態に貧乳というおもしろみがないもの。それに比べて、キムは大好きだったレイが相手だったこともあり、積極的にセックスを楽しんでいました。そして、ボン、キュ、ボンという満点のスタイルが、世の男性たちから「女神のようだ!」と大絶賛されるようになったのです。

このセックステープを見た男性たちは、「キムは最高!」だと持ち上げるようになりました。ジェニファー・ロペスやビヨンセなど、ボリューミーなスタイルの女性たちが美しいと言われるようになったこともあり、キムはパリスを超える「お騒がせセレブ」だと呼ばれるようになっていったのです。


■タイミングを逃さないキム

このことに驚いたキムですが、上手く流れに乗ろうと迷うことなく行動を開始しました。テレビドラマ『ビヨンド・ザ・ブレイク』に出演するなど女優に挑戦したり、自分の体に自信を持つことは良いことだと主張するため『プレイボーイ』でヌードも披露しました。

パリスがやっていたように、自分をサポートしてくれる一族との私生活をカメラに追わせるリアリティ番組も、2007年からスタートさせました。この『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で、個性的なカーダシアン三姉妹、気が弱いけど優しい弟のロブ、女帝クリス、気ままな義父ブルース・ジェンナー、クリスとブルースの娘で、思春期に入りかけているケンドルとカイリーの日常を見るようになった全米は、「親は金持ちだけど、親の金に頼らず自立する三姉妹」「かわいらしいケンドルとカイリー」「ぶつかり合うことが多いけれど、強い絆で結ばれている一族」に夢中になっていったのです。


(左から)コートニー・カーダシアン、カイリー・ジェンナー、ロバート・カーダシアン、キム・カーダシアン、ケンダル・ジェンナー、クリス・ジェンナー、クロエ・カーダシアン (c)WENN.com

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次回は、クロエとコートニーをご紹介します。お楽しみに!