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ケンダル・ジェンナーのスィート・シックスティーン
2017年5月29日
ケンダル・ジェンナー
(C) WENN.com
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先日公開されたペプシのCMが大炎上してしまい、大バッシングされているケンダル。
問題となったCMは「モデル撮影をしているケンダルが、横の道を行進するデモ隊に参加。バリケードとして並んでいる警官の一人にペプシの缶を手渡し、それを飲んだ警官がにっこり笑う。それを見たデモ隊から歓喜の声があがる」というもの。「ペプシを飲んで世界は平和に!」と訴えたかったわけですが、ケンダルがデモ隊の前に1人で立つシーンが、白人警官による黒人射殺事件に抗議の声を上げる「Black Lives Matter」デモで繰り広げられたシーンにそっくりだったため「ものを売るために使うな!」「黒人に対する最大の侮辱!」だと大バッシングされたのです。
ペプシはすぐにCMを取り下げて謝罪声明を出し、「ケンダルは指示された通りに演技をしただけ」と庇いました。しかし、そうだとは受け止めない人が多く、まだまだ炎上は続いています。
バッシングされているものの、ケンダルのファンは「人種差別をネタにするなんて絶対にしない」と信じ、さぞかし心を痛めているのではないかと心配しています。ケンダルはとても繊細な性格の持ち主だからです。
今回はそんな渦中の若きセレブ、ケンダル・ジェンナーをご紹介します!
■ケンダルのスィート・シックスティーン
「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」シーズン6のエピソード2「Kim Becomes a Stage Mom」でキムに付き添われニューヨークでモデルとしての売り込みをしたカイリー。この頃はまだキャットウォークを「怖い」「自信ない」と思い雑誌や広告のモデルを主な仕事としていました。
そんなカイリーが一気に知名度を上げたのはやはり「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」でした。シーズン6の最終話でケンダルの「16歳誕生日」特集エピソードが放送され、彼女の性格に惹かれる人が続出したのです。
アメリカでは16歳という年は「大人の第一歩を踏み出す」年だとされます。車の運転免許が取れるため、外出する度に親に送り迎えしてもらうということがなくなり、ぐっと自由になります。親の承認があれば結婚できる州が多いですし、産婦人科でのプライバシーも守られるようになります。子供から大人の女性に変化を始めるという年だと見なされることから「Happy Birthday Sweet Sixteen」「Sixteen Candeles」という曲があるほどなのです。
そんなことからアメリカでは女子が16歳になると大々的に誕生日パーティーを開く親が多いのです。もちろんみんながみんなというわけではありませんが、裕福な家庭ではまるでウェディング・パーティーのようにフォーマルなパーティーをセットアップします。イベント大好きなカーダシアン/ジェンナー家の母クリス・ジェンナーも、娘たちの16歳の誕生日パーティーには惜しみなくお金を使ってきました。
ケンダルの16歳の誕生日は一体どんなパーティーになるのか。誰もが興味を持っていることがテレビで放送されたのです。
■16歳の記念にタトゥー!?
ケンダルが16歳の誕生日を迎えることを、カーダシアン三姉妹はとても楽しみにしていました。コートニーは「あなたが生まれたとき、私は16歳だったのよ」と言い、レストランを貸し切って開催した自分のスイート・シックスティーン・パーティーを振り返ります。
しかしケンダルは「自分が裕福な家に生まれたことは幸運なことだと実感している。たくさんの人々が金銭的に困っていて、生活に困っている家族もたくさんいるのに」「だから自分の誕生日パーティーはごくごく親しい友人だけを招いたこじんまりとしたものにしたい」と言います。
とはいえ「16歳になることは大人になるような感じがしてクールだから楽しみ。運転免許もとれるし」と笑い「誕生日の記念にタトゥーを入れる!」と宣言。タトゥーが大嫌いなキムは猛反対します。しかしケンダルは「首の後ろにフランス語で”あなたは美しい”って入れる。女子高校生へのメッセージとして入れたいの」と主張。クロエは理解を示すものの「自分も17歳のときにタトゥーを入れたけど凄く後悔している」とよく考えるようにアドバイスします。
アメリカ人なら誰もが気軽にタトゥーを入れる、というイメージがありますが、保守的な人たちはタトゥーを嫌います。タトゥーには歴史的に悪いイメージがあることから、ブルーカラーの人が入れるとものだ考える人も少なくなく、ハイクラスの人たちの多くが嫌厭します。不衛生なタトゥー・パーラーでは針から病気が感染することもあり問題になっています。
キムは根が保守的であり「自分に傷がつく」と考え反対。超保守的な父親のブルースもタトゥー嫌いなので大反対。しかしケンダルの決意は固く、ロサンゼルスでは親の許可なしに入れられないため、ラスベガスのタトゥー屋に行く計画をたてます。
■運転免許試験は2回目で合格
ブルースの猛反対を押しきりケンダルはカイリーを連れてべガスに行きます。タトゥー屋でお試しのシールを貼るところまで行きましたが、そこはまだ子供。迷いが生じてしまい、結局入れることを止めました。
ケンダルの悩みはもう一つありました。母クリスが豪華絢爛な誕生日パーティーを開くと超はりきっていたのです。「バハマに行こう!」「75人連れて行こう!」と勝手に計画を勧めるクリスに、ケンダルは大激怒。ケンダルがそれほどまでに「小さなパーティー」にこだわるのは、自分が裕福な家の子供であることに罪悪感を感じていたから。「派手なことは罪悪感が増すから嫌」「自分へのプレゼントもいらない。みんなには小児病院に寄付するためのプレゼントを持ってきて欲しい」とまで言います。
エピソードでは運転免許の実施試験で落ちてしまうシーンも紹介されます。ショックを受けたケンダルは「学校に行きたくない!」と大泣き。2週間後に再挑戦し見事パスしたときは満面の笑みで大喜びしていました。
このように「真面目で繊細」な姿がエピソードで紹介され、ケンダルは一気に人気が出たのです。
■ホームスクーリングに変更
エピソードが放送されたとき、ケンダルは家の近くにある私立校シエラ・キャニオン・スクールに通っていました。妹のカイリーと一緒にチアリーディングのチームに入り、家族がその姿を観に来ることもありました。
しかし2012年にカイリーと共にティーン雑誌「Seventeen」の表紙を飾ると、ケンダルにはモデルのオファーが急増。カイリーと共に立ち上げたクロージング・ブランド「Kendall & Kylie」の仕事も忙しくなり、学校に通える時間が激減してしまいます。ケンダルは仕方なくホームスクーリングに変更し、仕事と勉強を両立させながら高校卒業を目指すようになりました。
--------
次回も、ケンダルについてお伝えします。お楽しみに!
問題となったCMは「モデル撮影をしているケンダルが、横の道を行進するデモ隊に参加。バリケードとして並んでいる警官の一人にペプシの缶を手渡し、それを飲んだ警官がにっこり笑う。それを見たデモ隊から歓喜の声があがる」というもの。「ペプシを飲んで世界は平和に!」と訴えたかったわけですが、ケンダルがデモ隊の前に1人で立つシーンが、白人警官による黒人射殺事件に抗議の声を上げる「Black Lives Matter」デモで繰り広げられたシーンにそっくりだったため「ものを売るために使うな!」「黒人に対する最大の侮辱!」だと大バッシングされたのです。
ペプシはすぐにCMを取り下げて謝罪声明を出し、「ケンダルは指示された通りに演技をしただけ」と庇いました。しかし、そうだとは受け止めない人が多く、まだまだ炎上は続いています。
バッシングされているものの、ケンダルのファンは「人種差別をネタにするなんて絶対にしない」と信じ、さぞかし心を痛めているのではないかと心配しています。ケンダルはとても繊細な性格の持ち主だからです。
今回はそんな渦中の若きセレブ、ケンダル・ジェンナーをご紹介します!
ケンダル・ジェンナー
(C) WENN.com
(C) WENN.com
■ケンダルのスィート・シックスティーン
「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」シーズン6のエピソード2「Kim Becomes a Stage Mom」でキムに付き添われニューヨークでモデルとしての売り込みをしたカイリー。この頃はまだキャットウォークを「怖い」「自信ない」と思い雑誌や広告のモデルを主な仕事としていました。
そんなカイリーが一気に知名度を上げたのはやはり「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」でした。シーズン6の最終話でケンダルの「16歳誕生日」特集エピソードが放送され、彼女の性格に惹かれる人が続出したのです。
アメリカでは16歳という年は「大人の第一歩を踏み出す」年だとされます。車の運転免許が取れるため、外出する度に親に送り迎えしてもらうということがなくなり、ぐっと自由になります。親の承認があれば結婚できる州が多いですし、産婦人科でのプライバシーも守られるようになります。子供から大人の女性に変化を始めるという年だと見なされることから「Happy Birthday Sweet Sixteen」「Sixteen Candeles」という曲があるほどなのです。
そんなことからアメリカでは女子が16歳になると大々的に誕生日パーティーを開く親が多いのです。もちろんみんながみんなというわけではありませんが、裕福な家庭ではまるでウェディング・パーティーのようにフォーマルなパーティーをセットアップします。イベント大好きなカーダシアン/ジェンナー家の母クリス・ジェンナーも、娘たちの16歳の誕生日パーティーには惜しみなくお金を使ってきました。
ケンダルの16歳の誕生日は一体どんなパーティーになるのか。誰もが興味を持っていることがテレビで放送されたのです。
■16歳の記念にタトゥー!?
ケンダルが16歳の誕生日を迎えることを、カーダシアン三姉妹はとても楽しみにしていました。コートニーは「あなたが生まれたとき、私は16歳だったのよ」と言い、レストランを貸し切って開催した自分のスイート・シックスティーン・パーティーを振り返ります。
しかしケンダルは「自分が裕福な家に生まれたことは幸運なことだと実感している。たくさんの人々が金銭的に困っていて、生活に困っている家族もたくさんいるのに」「だから自分の誕生日パーティーはごくごく親しい友人だけを招いたこじんまりとしたものにしたい」と言います。
とはいえ「16歳になることは大人になるような感じがしてクールだから楽しみ。運転免許もとれるし」と笑い「誕生日の記念にタトゥーを入れる!」と宣言。タトゥーが大嫌いなキムは猛反対します。しかしケンダルは「首の後ろにフランス語で”あなたは美しい”って入れる。女子高校生へのメッセージとして入れたいの」と主張。クロエは理解を示すものの「自分も17歳のときにタトゥーを入れたけど凄く後悔している」とよく考えるようにアドバイスします。
アメリカ人なら誰もが気軽にタトゥーを入れる、というイメージがありますが、保守的な人たちはタトゥーを嫌います。タトゥーには歴史的に悪いイメージがあることから、ブルーカラーの人が入れるとものだ考える人も少なくなく、ハイクラスの人たちの多くが嫌厭します。不衛生なタトゥー・パーラーでは針から病気が感染することもあり問題になっています。
キムは根が保守的であり「自分に傷がつく」と考え反対。超保守的な父親のブルースもタトゥー嫌いなので大反対。しかしケンダルの決意は固く、ロサンゼルスでは親の許可なしに入れられないため、ラスベガスのタトゥー屋に行く計画をたてます。
ケンダル・ジェンナー
(C) WENN.com
(C) WENN.com
■運転免許試験は2回目で合格
ブルースの猛反対を押しきりケンダルはカイリーを連れてべガスに行きます。タトゥー屋でお試しのシールを貼るところまで行きましたが、そこはまだ子供。迷いが生じてしまい、結局入れることを止めました。
ケンダルの悩みはもう一つありました。母クリスが豪華絢爛な誕生日パーティーを開くと超はりきっていたのです。「バハマに行こう!」「75人連れて行こう!」と勝手に計画を勧めるクリスに、ケンダルは大激怒。ケンダルがそれほどまでに「小さなパーティー」にこだわるのは、自分が裕福な家の子供であることに罪悪感を感じていたから。「派手なことは罪悪感が増すから嫌」「自分へのプレゼントもいらない。みんなには小児病院に寄付するためのプレゼントを持ってきて欲しい」とまで言います。
エピソードでは運転免許の実施試験で落ちてしまうシーンも紹介されます。ショックを受けたケンダルは「学校に行きたくない!」と大泣き。2週間後に再挑戦し見事パスしたときは満面の笑みで大喜びしていました。
このように「真面目で繊細」な姿がエピソードで紹介され、ケンダルは一気に人気が出たのです。
ケンダル・ジェンナー
(C) WENN.com
(C) WENN.com
■ホームスクーリングに変更
エピソードが放送されたとき、ケンダルは家の近くにある私立校シエラ・キャニオン・スクールに通っていました。妹のカイリーと一緒にチアリーディングのチームに入り、家族がその姿を観に来ることもありました。
しかし2012年にカイリーと共にティーン雑誌「Seventeen」の表紙を飾ると、ケンダルにはモデルのオファーが急増。カイリーと共に立ち上げたクロージング・ブランド「Kendall & Kylie」の仕事も忙しくなり、学校に通える時間が激減してしまいます。ケンダルは仕方なくホームスクーリングに変更し、仕事と勉強を両立させながら高校卒業を目指すようになりました。
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次回も、ケンダルについてお伝えします。お楽しみに!
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