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海外ドラマ・スター True Story~海ドラ・セレブの人生はドラマティック!~詳細

Vol. 35 「The O.C.」で大ブレイクのミーシャ・バートン

2007年8月1日
現在スーパー!ドラマTVでシーズン2が放送されている「The OC」。

「The OC」は、カルフォルニア州オレンジ郡の高級住宅街ニューポート・ビーチを舞台に繰り広げられる、リッチな子供達が抱える問題や恋愛を中心に展開するドラマチックなティーン・ドラマ。親世代が繰り広げる「大人」のストーリーもドラマに組み込まれ、既婚者の現実味溢れる切ないラブストーリーとしても楽しめるため幅広いファン層を獲得し番組は大ヒットしました。

「The OC」の人気を支えていたのは、今や次世代ハリウッドスターと評されるミーシャ・バートンでした。今回はミーシャと「The OC」での彼女の活躍をご紹介します。

恩師はサラ・ジェシカ・パーカーと同じ!

ミーシャは1986年1月24日に英国ロンドンで株式仲介人の父と写真家の母の間に生まれました。一家はミーシャが5歳のときにニューヨークに移り住み、ダウンタウン・マンハッタンで生活するようになります。トライベッカが近所という環境で、ミーシャは芸術に慣れ親しんでいくようになり、将来はアーティストになりたいと夢みるようになります。

トライベッカといえば毎年開催されるトライベッカ・フィルム・フェスティバルが有名ですが、ミーシャは「心を表現し人に感動を与えるのは美術だけでない」と悟るようになり、演劇の道に進みたいと切望。

小学校低学年で将来のビジョンがはっきり見えたという彼女は、「SEX AND THE CITY」のサラ・ジェシカ・パーカーや、人気女優のリース・ウェザースプーンを指導したピーター・スカラーの演劇教室「ビギンズ・ワークショップ」に入門し、本格的に演技を学ぶようになったのです。

昼メロドラマでTVデビュー

ワークショップで彼女はスポンジのように多くの演劇知識を吸収し、1994年12月にブロードウェイ初オーディションを受け見事合格!8歳で「SLAVS!」の主役として舞台に立ち女優デビューを果たしたのでした。そして翌年の1995年に長寿昼メロドラマ「All my Childern」でテレビデビューを飾ったのです。このドラマには10話出演しています。

たった10歳でミーシャは、ブロードウェイ女優、テレビ女優として活躍する他、子供モデルとしてカルバン・クラインの広告や多くのコマーシャルに出演。順調にキャリアを積み上げ、成功への階段を一歩一歩登っていったのでした。

その後、1997年に「Polio Water」で映画デビューを果たし、1999年にはヒット映画「ノッティングヒルの恋人」にも出演。同年には死者の霊が見られ交流できる少年を描いた映画「シックス・センス」で、不気味で少しグロイ(個人的に嘔吐シーンが苦手なのでグロく感じたのかもしれません)少女役を演じ、ミーシャの名前は広く知られるようになったのです。

マックジーに絆され「The OC」出演を決意

幼い頃から演劇界で生きてきたミーシャですが、学業も大事にしておりアメリカ屈指の芸術高等学校プロフェッショナル・チルドレンズ・スクール(PCS)に通い優秀な成績を収めていました。このPCSは、クリスティーナ・リッチーやスカーレット・ヨハンソンなど演技派女優の出身校でもあります。

飛び級により15歳で高校を卒業したミーシャは17歳で大学に入学する計画をたてていました。しばらくは学業を本業とし、全ての芸能活動を停止するつもりでいたのです。しかし、多くのアーティストのミュージック・ビデオや映画「チャーリーズ・エンジェル」シリーズなどを監督しているMcGことジョセフ・マッギンティ・ニコールに、「「The OC」という新ドラマを製作する話があがっており、自分も製作総指揮として参加する。このドラマにはメリッサという役があり、君のための役なんだ」という説明を受け、大学進学プランを延期することにし「The OC」出演を決めたのでした。

ドラマ撮影にあわせて母親とサンタ・モニカに移り住んだミーシャは、最初環境の違いに戸惑ったそう。しかし、共演者のレイチェル・ビルソンや、26歳でネットワーク局の史上最年少番組クリエーター、ジョシュ・シュワルツと仲良くなり、次第にロサンゼルス・ライフを楽しめる余裕が生まれてきたのだとミーシャは語っています。

リアリティー版「The OC」も!

2003年に「The OC」がオンエアーされると番組はたちまち大ヒットし、ミーシャは番組の看板娘となり大注目を集めるようになりました。

ミーシャがここまで人気を集めたのは、外見の美しさだけでなく、時にはなりふりかまわず役に没頭する女優魂、そしてずばぬけた演技力があるからでしょう。ドラマも人気に便乗したリアリティー番組が製作されるほど、注目を集めるようになったのです。

次回も引き続き、「The OC」とミーシャ・バートンをご紹介いたします!お楽しみに!