注目トピックス
Vol.60 伝説のドラマ「ダイナスティ」 終焉もドラマティック・・・
2009年8月27日
数多くのヒット・ドラマを生み出したアーロン・スペリングの代表作で、社会現象を巻き起こした「ダイナスティ」。アーロンが「ダイナスティ」に寄せた思い入れは、とても深かったと伝えられています。
「ダイナスティ」がキャンセルとなったとき、大手米エンターテイメント詩のバラエティは「スペリングのダイナスティは死んだ」と大きな見出しを掲載。「スペリングの天下は終わった」という意味も含まれていたため、アーロンは人生の中で一番傷ついたと生前語っていました。
今回もTV史の歴史を作った巨匠アーロン・スペリングの名作「ダイナスティ」を、ご紹介いたします!
史上まれにみる転落
たった2年間で視聴率ナンバーワンから24位へと転落した「ダイナスティ」。これはTV史上まれにみる転落ぶりでシーズン8放送が決定したものの、継続ギリギリのラインだったといわれています。
シーズン8の脚本は多くの評論家にこき下ろされ、スティーヴン役を演じていたジャック・コールマンも愛想を尽かし、「ブロードウェイに出演するため」を理由に降板。ドミニク役のダイアン・キャロルもドラマを去ってしまいました。
この時期になると、放送局であったABCネットワークは、もっとリアリティ感の溢れるドラマを制作、放送したいと思うようになっており、グラマラスでリッチ、そして制作費用も莫大にかかる「ダイナスティ」のようなドラマは古いと嫌うようになっていったのです。
シーズン9への放送は決定したものの、出演者のギャラを下げることが条件となっていました。誰もがこのシーズン9が最終になるだろうと予測し撮影現場は暗いムードに包まれていたそうですが、クリスタル役のリンダ・エヴァンスのみ「店じまいするチャンス」だと前向きに考えたそうです。
ジョン・コリンズ大激怒
先がないことを知りながら制作されたシーズン9は、出演者いわく「酷い」ものだったそうで、アレクシス役のジョン・コリンズは「私の演じるキャラクターがめちゃくちゃにされ、死んでいくのがわかった」そうです。
そして、1989年はじめ。2時間枠でファイナル・エピソードが放送されたのですが、ショッキング性は高かったものの「内容があまりない」エピソードとなってしまい、ジョンは「アレクシスに対して、ダイナスティの全てのキャラクターに対しての、尊敬の意が全く見られない」と大激怒。
そんな後味の悪いラスト・エピソードで、9シーズン、217話で、ローラーコースター・ドラマ「ダイナスティ」は幕を閉じたのでした。
ライフ・アフター「ダイナスティ」
「ダイナスティ」終了後、ブレイク・キャリントン役のジョン・フォーサイスは、カルフォルニア郊外に移り住み、ジェフ役のジョン・ジェームズはニューヨーク郊外に農場を購入。クリスタル役のリンダ・エヴァンスはワシントン郊外に家を建てて移り住むなど、静かな暮らしを求めてハリウッドから離れていきました。
「ダイナスティ」でのサクセスを最も堪能していたアレクシス役のジョン・コリンズも、ハリウッドの豪邸を売り、ロンドンに帰ってしまいました。ロンドンではマンションに住み、テレビや映画ではなく舞台を中心に女優活動をするようになったのです。
再結成特番は大好評
多くの人気ドラマ同様、「ダイナスティ」も番組終了直後から再結成特番制作の話がもちあがりました。
これはファンの強い希望によるものでしたが、プロデューサーたちも、ドラマがあまりにも中途半端な終わり方をしていたので、特番制作に意欲的で、1989年にABCネットワークもゴー・サインを出しました。
後味の悪い終わり方だったので、出演交渉は難航すると思われていたものの、メイン・キャストたちは思いのほかあっさりとカムバックに合意。しかも、スティーヴン役のジャック・コールマンの都合がどうしてもつかず、最初にスティーヴンを演じていたアル・コーレイが出演することになる、というファンにはたまらないキャスティング・サプライズもありました・
1991年夏に撮影がスタートし、同年10月に2夜連続のミニシリーズとして放送された「ダイナスティ」特番は、大好評でした。こうして、やっとドラマは幕を閉じることができたのです。
アメリカのテレビ界の歴史を大きく変えたともいわれる「ダイナスティ」。最近、ドラマの映画化やスピンオフがさかんに行われていますが、「ダイナスティ」もそのうち映画化される可能性もあるかもしれません!
「ダイナスティ」がキャンセルとなったとき、大手米エンターテイメント詩のバラエティは「スペリングのダイナスティは死んだ」と大きな見出しを掲載。「スペリングの天下は終わった」という意味も含まれていたため、アーロンは人生の中で一番傷ついたと生前語っていました。
今回もTV史の歴史を作った巨匠アーロン・スペリングの名作「ダイナスティ」を、ご紹介いたします!
史上まれにみる転落
たった2年間で視聴率ナンバーワンから24位へと転落した「ダイナスティ」。これはTV史上まれにみる転落ぶりでシーズン8放送が決定したものの、継続ギリギリのラインだったといわれています。
シーズン8の脚本は多くの評論家にこき下ろされ、スティーヴン役を演じていたジャック・コールマンも愛想を尽かし、「ブロードウェイに出演するため」を理由に降板。ドミニク役のダイアン・キャロルもドラマを去ってしまいました。
この時期になると、放送局であったABCネットワークは、もっとリアリティ感の溢れるドラマを制作、放送したいと思うようになっており、グラマラスでリッチ、そして制作費用も莫大にかかる「ダイナスティ」のようなドラマは古いと嫌うようになっていったのです。
シーズン9への放送は決定したものの、出演者のギャラを下げることが条件となっていました。誰もがこのシーズン9が最終になるだろうと予測し撮影現場は暗いムードに包まれていたそうですが、クリスタル役のリンダ・エヴァンスのみ「店じまいするチャンス」だと前向きに考えたそうです。
ジョン・コリンズ大激怒
先がないことを知りながら制作されたシーズン9は、出演者いわく「酷い」ものだったそうで、アレクシス役のジョン・コリンズは「私の演じるキャラクターがめちゃくちゃにされ、死んでいくのがわかった」そうです。
そして、1989年はじめ。2時間枠でファイナル・エピソードが放送されたのですが、ショッキング性は高かったものの「内容があまりない」エピソードとなってしまい、ジョンは「アレクシスに対して、ダイナスティの全てのキャラクターに対しての、尊敬の意が全く見られない」と大激怒。
そんな後味の悪いラスト・エピソードで、9シーズン、217話で、ローラーコースター・ドラマ「ダイナスティ」は幕を閉じたのでした。
ライフ・アフター「ダイナスティ」
「ダイナスティ」終了後、ブレイク・キャリントン役のジョン・フォーサイスは、カルフォルニア郊外に移り住み、ジェフ役のジョン・ジェームズはニューヨーク郊外に農場を購入。クリスタル役のリンダ・エヴァンスはワシントン郊外に家を建てて移り住むなど、静かな暮らしを求めてハリウッドから離れていきました。
「ダイナスティ」でのサクセスを最も堪能していたアレクシス役のジョン・コリンズも、ハリウッドの豪邸を売り、ロンドンに帰ってしまいました。ロンドンではマンションに住み、テレビや映画ではなく舞台を中心に女優活動をするようになったのです。
再結成特番は大好評
多くの人気ドラマ同様、「ダイナスティ」も番組終了直後から再結成特番制作の話がもちあがりました。
これはファンの強い希望によるものでしたが、プロデューサーたちも、ドラマがあまりにも中途半端な終わり方をしていたので、特番制作に意欲的で、1989年にABCネットワークもゴー・サインを出しました。
後味の悪い終わり方だったので、出演交渉は難航すると思われていたものの、メイン・キャストたちは思いのほかあっさりとカムバックに合意。しかも、スティーヴン役のジャック・コールマンの都合がどうしてもつかず、最初にスティーヴンを演じていたアル・コーレイが出演することになる、というファンにはたまらないキャスティング・サプライズもありました・
1991年夏に撮影がスタートし、同年10月に2夜連続のミニシリーズとして放送された「ダイナスティ」特番は、大好評でした。こうして、やっとドラマは幕を閉じることができたのです。
アメリカのテレビ界の歴史を大きく変えたともいわれる「ダイナスティ」。最近、ドラマの映画化やスピンオフがさかんに行われていますが、「ダイナスティ」もそのうち映画化される可能性もあるかもしれません!
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