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Vol.63 ザック・エフロン「歌って踊れて、演技も超一流!」

2009年12月28日
「歌って踊れて、演技も超一流」と高く評価されているザック・エフロン。しかし、彼は「演技はまだまだ学ばなければならない」と語っており、「アメリカン・アイドル」の審査員で音楽プロデューサーとして名高いサイモン・コーウェルがアルバム制作をしないかとオファーした際も「まず役者として仕事をしたい」と断っています。

ストイックな性格でもあり、若くして有名になり遊びに夢中になる多くのセレブたちとは異なり、夜遊びもせず演技の勉強をしているそうです。

今回も幅広い年齢層から人気をあつめるザック・エフロンをご紹介します!

「HSM」シーズン1に問題が
「ザック・エフロンとヴァネッサ・ハジェンズのペア以上の組み合わせはない」と、名監督のケニー・オルテガが太鼓判を押し、「ハイスクール・ミュージカル」は撮影入りすることになったのですが、一つ大きな問題がありました。

ザックが演じる主役のトロイ・ボルトンは、カリスマ的な雰囲気はもちろんのこと「一流の歌、ダンス、演技」全てが求められる難しい役であり、16~17歳とちょうど声変わりの時期であったザックの声が「役にあわない」となってしまったのです。

歌い方に工夫をしたりと様々な調整をしたそうですが、最終的に「どうしてもトロイには幼すぎる」と判断され、ザックの歌声の上にほかの人の歌声を重ねるということになり、ザックも仕方ないと承諾したのでした。
(写真クレジット:Chris Hatcher / PR Photos)

「HSM」シーズン2は自分の声で!
2006年1月20日、「ハイスクール・ミュージカル」のプレミアが放送されると同時に作品は爆発的にヒットとなりました。ディズニーらしい「クリーンで夢がある内容」が幅広い層に受け入れられ、幼児からティーンはダンスや歌に夢中になり、母親や父親世代は子供のために「HSM」のグッズを買い集め、祖母、祖父世代も「グリース」のような青春時代に浸り何回も繰り返し作品を見るためにDVDを購入するなど、関連商品も予想以上の売り上げをマーク。

コンサート・ツアーも上々で、すぐに続編「ハイスクール・ミュージカル2」の制作が決定しました。

「HSM2」契約の際、ザック一つ条件を出しました。それは「自分の声だけでやらせて欲しい。また誰かの声を重ねるのなら出演は辞退する」。「僕のキャラクターは歌うんだ。僕一人で歌わなければならない」と強く訴えたザックでしたが、監督やプロデューサーも、ザックの声は安定していると思っていたため、あっさりとOKを出し、シーズン2はザック一人でトロイとして歌いあげることになったのでした。

「HSM2」のサウンドトラック・アルバムは2006年度最高の売り上げを誇るアルバムとなったのですが、ザックの力強い歌声が大きく貢献したのは間違いないでしょう。
(写真クレジット:Chris Hatcher / PR Photos)

ハリウッド次世代俳優へ
「HSM」シリーズの成功により、誰もが認める大スターとなったザック。しかし、冒頭のように「仕事第一」主義者であり、常に勉強しているのだそうです。そんな彼にとって映画「ヘアスプレー」は大きなターニングポイントになったのだとか。

というのも「ヘアスプレー」にはジョン・トラヴォルタ、クリストファー・ウォーケン、ミシェル・ファイファーら、大物実力派俳優がこぞって出演しており、彼らと共演することによりザックは演技だけでなく映画に対する姿勢など、多くのものを吸収できたからです。そしてこの「ヘアスプレー」もボックスオフィスになっています。

2007年のフォーブス誌で「25歳以下の最もリッチなヤング・ハリウッド」に輝くなど、多大なるプレッシャーも感じていたでしょうが、それに押しつぶされることなく演技に取り組んできたザック。2008年10月に公開された映画「HSM3」も大成功を収め、2009年4月に公開された「セブンティーン・アゲイン」も全米初登場1位を記録。
(写真クレジット:Bob Charlotte / PR Photos)

ますますヒートアップしていくザック・エフロン。彼の今後の活躍も要チェックです!