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Vol.84 「アメリカン・アイドル」が生んだ大スター アダム・ランバート PART 5 ~準優勝でも大満足、そしてゲイをカミングアウト!~
2011年10月31日
ここしばらく、ニューアルバム制作のため、忙しい日々を送っていたアダム・ランバート。先日、Twitterで「アルバムは2012年始めにリリースできると思う」と発表し、ファンを大喜びさせました。
アダムはプライベートも充実しており、フィンランド人のボーイフレンド、サウリ・コスキネンとラブラブ。サウリはリアリティ番組「ビッグ・ブラザー」の優勝者で、フィンランドではちょっとした有名人です。2人はアダムが2010年11月にフィンランドでコンサートをした時に出会い、交際に発展したそうです。
今回も、公私ともに絶好調の「アメリカン・アイドル」が生んだ大スター、アダム・ランバートについてお伝えします。
■「アメアイ」決勝へ
2009年5月8日、アダムは「アメリカン・アイドル」シーズン8のホームカミング・エピソード撮影のため、サンディエゴ入りしました。友人や家族と一緒に時間を過ごし、地元の人たちから大きなサポートを得たアダムは、応援してくれる全ての人たちに、改めて感謝の気持ちを抱いたそうです。
そして、その翌週、アダムは決勝に進むことが決定しました。カリスマ性と才能を持つ彼がここまで勝ち進んだことは、当然のことだと言えますが、その反面、驚いた人も少なくなかったといいます。なぜなら、アダムはこれまでの「アメアイ」勝者にはいない、全く新しいタイプだったからです。
ただ、誰もが「ここまで来たら、アダムは優勝するだろう」と信じて疑わないほど、彼は歌が上手いだけでなく、観客を引き寄せる不思議な魅力がありました。「アメアイ」シーズン8後半では、老若男女、幅広い層から支持されていたのです。
■本人も「アメアイ」には大満足
決勝では「落ち着き、楽しんでパフォーマンスができた」というアダム。翌日は、憧れのロックバンド「キッス」と共にパフォーマンスすることになり、大興奮していたそうです。
お気に入りのオーダーメイドのブーツを履いて「キッス」とステージに立ったアダムは、キラキラ輝いていました。彼こそがアメリカン・アイドル!だと確信した視聴者も多かったことでしょう。
しかし、その日の番組の終わりに、司会者のライアン・シークレストが読み上げた優勝者の名前はアダムではなく、クリス・アレンでした。
クリスも素晴らしい歌声を披露してきたので、もちろん彼が勝ってもおかしくはありませんでしたが、会場は、物凄く複雑なリアクションをしました。審査員のサイモン・コーウェルも固い表情を浮かべていたほどでした。
アダムは「自分は優勝したくて『アメアイ』に出たんじゃない。将来への道を開く、きっかけが欲しかったんだ。だから大満足しているよ」とコメント。インターネット上では「陰謀にちがいない」という説が流れましたが、「陰謀説を聞いたときには笑っちゃったよ」と清々しく語っていました。
■ゲイをカミングアウト
「『アメアイ』で優勝を逃したのは、アダムにゲイ疑惑があったからだ」という説も流れました。保守派の多いアメリカでは、その可能性は大。でも、その時はまだアダムはカミングアウトしていませんでした。
アダムがカミングアウトしたのは、「アメアイ」が終了した翌6月のこと。表紙を飾った音楽誌「ザ・ローリング・ストーンズ」の特集インタビューで、公式に「ゲイだ」と告白したのです。
「雑誌が発売されるときは、『アメアイ』も終わっているし、何のしがらみもなく、伝えたいことを自由に発言できるって思ったから、カミングアウトしたんだ。自分がどんな人間なのかを伝えるチャンスだと思ってね」
アダムはその後のインタビューで、このように回想しています。
アダムの母親も「雑誌が発売され、アダムは本当に気が楽になったと思う」と振り返りました。ちなみに「雑誌サイドが彼にカミングアウトするよう仕向けた」とか、「カミングアウトするなら表紙に載せてあげるとオファーした」という噂も流れましたが、これは編集者がきっぱりと否定しています。
<次回は、わが道を突き進むアダム・ランバートです。お楽しみに!>
アダムはプライベートも充実しており、フィンランド人のボーイフレンド、サウリ・コスキネンとラブラブ。サウリはリアリティ番組「ビッグ・ブラザー」の優勝者で、フィンランドではちょっとした有名人です。2人はアダムが2010年11月にフィンランドでコンサートをした時に出会い、交際に発展したそうです。
今回も、公私ともに絶好調の「アメリカン・アイドル」が生んだ大スター、アダム・ランバートについてお伝えします。
■「アメアイ」決勝へ
2009年5月8日、アダムは「アメリカン・アイドル」シーズン8のホームカミング・エピソード撮影のため、サンディエゴ入りしました。友人や家族と一緒に時間を過ごし、地元の人たちから大きなサポートを得たアダムは、応援してくれる全ての人たちに、改めて感謝の気持ちを抱いたそうです。
そして、その翌週、アダムは決勝に進むことが決定しました。カリスマ性と才能を持つ彼がここまで勝ち進んだことは、当然のことだと言えますが、その反面、驚いた人も少なくなかったといいます。なぜなら、アダムはこれまでの「アメアイ」勝者にはいない、全く新しいタイプだったからです。
ただ、誰もが「ここまで来たら、アダムは優勝するだろう」と信じて疑わないほど、彼は歌が上手いだけでなく、観客を引き寄せる不思議な魅力がありました。「アメアイ」シーズン8後半では、老若男女、幅広い層から支持されていたのです。
■本人も「アメアイ」には大満足
決勝では「落ち着き、楽しんでパフォーマンスができた」というアダム。翌日は、憧れのロックバンド「キッス」と共にパフォーマンスすることになり、大興奮していたそうです。
お気に入りのオーダーメイドのブーツを履いて「キッス」とステージに立ったアダムは、キラキラ輝いていました。彼こそがアメリカン・アイドル!だと確信した視聴者も多かったことでしょう。
しかし、その日の番組の終わりに、司会者のライアン・シークレストが読み上げた優勝者の名前はアダムではなく、クリス・アレンでした。
クリスも素晴らしい歌声を披露してきたので、もちろん彼が勝ってもおかしくはありませんでしたが、会場は、物凄く複雑なリアクションをしました。審査員のサイモン・コーウェルも固い表情を浮かべていたほどでした。
アダムは「自分は優勝したくて『アメアイ』に出たんじゃない。将来への道を開く、きっかけが欲しかったんだ。だから大満足しているよ」とコメント。インターネット上では「陰謀にちがいない」という説が流れましたが、「陰謀説を聞いたときには笑っちゃったよ」と清々しく語っていました。
■ゲイをカミングアウト
「『アメアイ』で優勝を逃したのは、アダムにゲイ疑惑があったからだ」という説も流れました。保守派の多いアメリカでは、その可能性は大。でも、その時はまだアダムはカミングアウトしていませんでした。
アダムがカミングアウトしたのは、「アメアイ」が終了した翌6月のこと。表紙を飾った音楽誌「ザ・ローリング・ストーンズ」の特集インタビューで、公式に「ゲイだ」と告白したのです。
「雑誌が発売されるときは、『アメアイ』も終わっているし、何のしがらみもなく、伝えたいことを自由に発言できるって思ったから、カミングアウトしたんだ。自分がどんな人間なのかを伝えるチャンスだと思ってね」
アダムはその後のインタビューで、このように回想しています。
アダムの母親も「雑誌が発売され、アダムは本当に気が楽になったと思う」と振り返りました。ちなみに「雑誌サイドが彼にカミングアウトするよう仕向けた」とか、「カミングアウトするなら表紙に載せてあげるとオファーした」という噂も流れましたが、これは編集者がきっぱりと否定しています。
<次回は、わが道を突き進むアダム・ランバートです。お楽しみに!>
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