【セレブ・ファッション】Vol.5 祝・結婚!ファッション・アイコン、ケイト・モスに学ぶ無造作スタイル

無造作なスタイルが誰よりも決まるファッション・アイコンのケイト・モスが、長年、同棲していたザ・キルズのギタリスト、ジェイミー・ヒンスと遂にゴールイン。コッツウォルズにあるケイトの自宅近くの教会で結婚式を挙げ、幸せオーラに包まれている。

注目のウェディングドレスは、友人であるデザイナーのジョン・ガリアーノによるもの。37歳の花嫁は、アイボリーにゴールドの刺繍が光るヴィンテージ調のドレスに身を包み、洗いざらしのラフな髪にロングヴェールをオン。結婚式でも、ケイトにしかできない決めすぎない上級テクニックを披露した。

一方、42歳のジェイミーはイヴ・サンローランの薄めのブルーグレイのダブルスーツを着用。水玉のネクタイにダークなサングラスを合わせるなど、ロッカーらしい遊び心をみせている。大人のカップルらしいチョイスに好感がもてる。

ケイトが元彼でファッション誌「DAZED&CONFUSED」の創設者、ジェファーソン・ハックとの間にもうけた8歳になる娘ライラちゃんを含め、15人ものブライズメイドに囲まれる2人の姿は、幸せそのものだ。

45分間の結婚式にはモデルのナオミ・キャンベルやザイナーのステラ・マッカートニー、俳優のジュード・ロウと元妻のサディ・フロストら豪華なゲストも参加、2人の門出を祝福した。

【動画】幸せいっぱいのケイト・モスが熱いキスを披露


2人は挙式後、真っ白なロールスロイスで会場を後にした。3日間に及ぶパーティーを開催するということで、近くにあるケイトの自宅に向かったとみられている。

3日間に及ぶパーティーって一体? 何やら招かれる方も大変そうだが、パーティー好きのケイトらしいアレンジ。自宅の敷地内にテーマ別に6つの大きなテントが設置し、ゴシップのベス・ディットーやスヌープ・ドッグ、ブライアン・フェリー、そしてもちろん、ザ・キルズがライブを行ったというから驚きだ。


結婚を祝して、ケイトのファッション遍歴を振り返ろう。



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1994年から1998年まで交際し、婚約までしたジョニー・デップと破局後、1999年のケイト。毛皮好きで、動物愛護団体PETAから抗議を受けたこともある。


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2005年7月に、アメリカファッション協議会(CFDA)の選ぶ、デザイナーにとってのオスカー賞「CFDA AWARDS」の授賞式に出席。ヴォーグ/CFDA賞を贈られたケイト。レーシーなドレスにもブロンドの髪をダウンスタイルで合わせるのがケイトらしい。

2005年9月に英タブロイド紙のデイリー・ミラーが、コカインを吸っているモスの写真を掲載。広告塔を務めてきたブランド各社の広告から降ろされボロボロに。


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元彼で、子供の父親でもあるジェファーソン・ハックもケイトの心の傷を癒そうと尽力。この頃は、すでに破局しているはずだが、絵になる2人。シンプルな白いジャケットにコサージュの帽子をオン。


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当時の恋人で、コカイン摂取を公言していた元リバティーンズのメンバー、ピート・ドハーティと歩くケイト。明らかに薬物中毒に見えるピートが逮捕される事態に。


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薬物スキャンダルを乗り越え、ルイ・ヴィトンなどトップブランド18社の契約を手に入れることで復帰したケイト。やっぱり、カジュアルスタイルでは抜群のバランス感覚を持っている。


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2007年5月にはイギリスのハイストリートブランドである「Topshop」とコラボで“kate moss for Topshop”というコレクションを発表。爆発的なヒットとなり、1年間で900万ドルを稼いだケイトは、2007年7月には米経済誌雑誌「フォーブス」の選ぶ「世界のスーパーモデル15」でジゼル・ブンチェンに次ぐ収入を得たモデルとして2位にランクイン。実業家としての才能を開花させた。


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波瀾万丈の半生を経て、ホームライフも充実。娘のライラちゃんの前ではママの顔も見せている。


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30代に入っても、陶器のような肌で輝き続け、ステージ上ではプロの顔。



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左手の薬指にはリングもチラリ。結婚という分岐点にたどり着いたケイト。これからは過去を振り返らずに、人生の新しいステージへと進んでいってほしい。



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結婚おめでとう。お幸せに!

(竹村　由紀子)