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カントリー歌手のミンディ・マックリーディ死去、自殺した夫の後追い自殺か

2013年2月19日
人気カントリー歌手でお騒がせセレブとしても知られるミンディ・マックリーディが2月17日、自宅で遺体となって発見された。享年37歳。拳銃自殺した可能性が高いと報じられている。

米TVガイドによると、第一報を伝えたのは米NBC「Dateline」の女性特派員であるアンドレア・カニング。アンドレは17日に、Twitterで、「ミンディが今夜、拳銃自殺をしたという電話が入った。ミンディの親友からの電話よ。彼女の2人の息子たちのことを思うと胸が張り裂けそうだわ。安らかにお眠りください」とツイートし、たちまち大きなニュースとなった。

ミンディは、今年の1月13日に、パートナーで子供を一人もうけたレコードプロデューサーのデビッド・ウィルソンを、拳銃自殺で亡くしたばかり。ミンディは「ソウルメイトが逝ってしまった」と嘆き悲しみ、精神状態が悪化。2月6日に裁判官から精神衛生センターで精神鑑定とアルコール乱用の鑑定を受けるよう命じられ、2人の子供たちと引き離されてしまった。鑑定の結果、通院治療を受けることになり、ミンディは病院に通う日々を送っていた。しかし、自殺願望が強まってしまい、自分で命を絶ってしまった。

ミンディは1996年に、ヒット曲「Guys Do It All the Time」「Girl’s Gotta Do (What a Girl’s Gotta Do)」が収録された「Ten Thousand Angels」でカントリーミュージック界にデビューした。アルバムは大ヒットし、マルチ・プラチナムに。一気にスターダムを駆け上がったミンディは、1997年に「If I Don’t Stay the Night」、1999年には「I’m Not So Tough」をリリースしたが、売り上げは落ち込み、2002年に「Mindy McCready」をリリースした後、キャピタル・レコードから契約を打ち切られてしまった。

人気の失速と共に、ミンディの私生活は荒れ始め、2004年に、偽の処方箋で、依存性の高い鎮痛剤オキシコンチンを購入しようとし逮捕され、翌年は飲酒運転などで逮捕。飲酒運転は無罪になったものの、同年7月には不法監禁、証拠隠滅、他人の個人情報を盗んだとして逮捕、起訴された。

2006年と2007年には保護観察中に違反行為があったとして禁固1年、保護観察期間2年延長、500時間の社会奉仕活動を命じられている。実際に刑務所に入ったのは3ヶ月間だけだったが、2008年9月に再び違反行為があったとして禁固60日間を命じらてしまった。

ミンディは男運もあまりなく、1997年にディーン・ケインと婚約したものの破局。2005年5月には当時交際していたビリー・マックナイトから殴る、首を絞められるなどの暴行を受け、ビリーは殺人未遂で逮捕された。その2ヵ月後に、ミンディは自殺未遂で入院。薬物、アルコール依存症のリハビリも受け、話題になった。ミンディは、同年9月にも抗うつ薬を大量に服用し自殺を図ったが、その時、妊娠していたビリーの赤ん坊は2006年3月に無事に出産。息子たちには愛情を注いでいたと伝えられているものの、2008年12月にも手首を切り、自殺未遂を図っている。

波乱万丈の人生を送ってきたミンディは、2008年にはメジャー・リーグのスター選手ロジャー・クレメンスと10年間に渡り肉体関係にあったことを告白し、大きな波紋を呼んだ。2010年には依存症のセレブが集団でリハビリに臨むリアリティ番組「Celebrity Rehab with Dr. Drew」に出演。その年の終わりに、5thアルバム「I’m Still Here」をリリース。それが最後のアルバムとなってしまった。
 
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