人気歌手ジャスティン・ビーバー、突然のコンサート中止の意外な理由が判明

人気歌手ジャスティン・ビーバーが、ポルトガルで行われる予定だったコンサートの内の1つを「不測の事態」のため中止することを発表し、ファンを心配させたが、その意外な理由が明らかになった。

イギリス・ロンドンでの公演を終えたジャスティン・ビーバーの次の目的地はポルトガルの首都リスボン。しかし、ジャスティンは9日、予定されていた2つのコンサートの1つをキャンセルすることを発表。理由は「不測の事態」とだけ伝えられたため、一体何が起きたのかと、メディアやファンはさまざまな憶測をめぐらせた。

ジャスティンは、ロンドンでのコンサート中に体調が悪化し、そのあと、病院に運ばれ治療を受けた。さらに退院する際、挑発的な言葉をかけてきたパパラッチに殴りかかろうとする事件も起きた。さらに、コンサートに大幅遅刻したり、ロンドンの街を謎のガスマスクをつけて歩いたり、上半身ハダカ・下着丸見えの状態で歩き回る姿も目撃されるなど、何かとお騒がせの行動が続いていた。

そういう状況の中、伝えられた突然のコンサート中止のニュース。ジャスティンの体調が再び悪化したのかとも心配されたが、米TMZによると、中止の理由は、単にチケットの売れ行きがかんばしくなかったからだという。

同サイトによると、今回のコンサートの中止は純粋にビジネス上での決定で、チケットは“60%以上の売れ行き”で、十分良い状態とは言えないという。チケットの売れ行きがよくないためにコンサートが中止されるということは、世界的な人気を誇るジャスティンレベルのアーティストでは珍しいことだと同サイトは述べている。

今後、スペイン、フランス、スイス、イタリア、ポーランド、ドイツ、オーストリア、フランス、ベルギー、オランダ、ノルウェイ、デンカーク、スウェーデン、フィンランド、ロシア、トルコ、アラブ首長国連邦、南アフリカ、オマーン、米国など、世界中をかけめぐるツアーが続くジャスティン。さまざまなお騒がせニュースも、注目を集めるための演出だと見ているメディアもあるが、次はどんなニュースを提供してくれるか。世界が見守っている。