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人気ラッパー、リル・ウェインが発作で倒れ、昏睡状態

2013年3月16日
人気ラッパーのリル・ウェイン(30)が、自宅で発作を起こして倒れ、危篤状態にあると伝えられている。

リル・ウェインは、2008年発表のシングル「ロリポップ」が大ヒットし、翌年の第51回グラミー賞では、8部門でノミネートを受け、最優秀ラップ・アルバム賞など4部門を受賞した人気のラッパー。またニッキー・ミナージュやブルーノ・マーズなど数々の人気歌手とコラボしていることでも知られている。

米TMZによると、3月12日の夜に複数回の発作を起こしたリル・ウェインは、ロサンゼルスの病院に搬送された。翌日には回復し、一度退院したが、そのわずか数時間後には、自宅の部屋で気を失って床に倒れているところを彼のボディーガードが発見したという。

再び病院に運ばれたリル・ウェインだったが、今回は状態が安定しなかったため、集中治療室(ICU)に移され、コントロールがきかないほどに激しく体を震わせていたリル・ウェインはベッドに固定されていたようだ。彼の家族や親しいラッパー仲間が、現在病院に向かっているという。なお、リル・ウェインは昨年の10月にも同様の発作で病院に搬送された経験がある。

ある情報筋によると、13日に再び病院に搬送されたリル・ウェインは、体内から局所麻酔などに使用される麻薬コデインが大量に見つかり、胃洗浄を3回も行わなければならなかったほど多量のドラッグを摂取していたのではないかと言われている。

現在、病院で昏睡状態にあると報じられているリル・ウェインだが、その間にも「みんな僕は大丈夫。祈りや愛をありがとう」と、ツイッターでコメントしており、「彼は本当に回復したのか?」と情報が錯綜しているようだ。
 
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