「ドクター・フー」11代目ドクター マット・スミスに降板の噂

イギリスの大人気テレビドラマ「ドクター・フー」。今年の11月に放送50周年を迎える長寿番組となっているが、それに現在出演している11代目ドクター、マット・スミス(30)に降板の噂が囁かれている。

英The Sunの報道によると、今年のクリスマススペシャルで「ドクター・フー」を降板すると関係者が話していたとのこと。

2010年から4年間ドクターを演じたマットは映画界でのキャリアアップも視野に入れており、先日俳優休業宣言をしたライアン・ゴズリングと共演した新作映画「How To Catch a Monster」が来年公開を控えている。

先週放送されたイギリスのトークショー「The Jonathan Ross Show」にマットがゲスト出演。その際、彼は以下のようにコメントしている。

「毎年が必死な仕事だから、5,6年先のことや、2年先のことですら計画を立てることができないんだ」

「だから、2013年の今、2014年に何が起きるかは、少し様子を見ないとね」

こうしたマット降板の噂に対して、放送局のBBCは以下のようにコメント。

「皆さんには残念ですが、私たちもクリスマスに何が起こるのかわかっていません。まだ白紙の状態なんです」

降板の噂に対して、否定も肯定もしなかった。

BBCやマット本人が語ったように、現時点でマットが11代目ドクターを降板するかは不明のようだが、英The Sunは読者に対して次期12代目ドクターに誰がふさわしいのかアンケートを実施。

結果は1位に「SHERLOCK」のベネディクト・カンバーバッチ、2位に10代目ドクターを演じたデイヴィッド・テナントが選ばれた。

「SHERLOCK」を機に一躍時の人となったベネディクト・カンバーバッチは、「ドクター・フー」ファンの間でも人気の高さが窺える結果となった。また、10代目ドクターのデイヴィッドも歴代ドクターの中でも特に人気の高いドクターであったことから、再演を希望する声が集まったようだ。

マットは今後、50周年特別番組の収録に参加する予定。そして「ドクター・フー」新シリーズは3月30日よりイギリスで放送開始する。

【動画】「ドクター・フー」新シリーズ予告編


【動画】「ドクター・フー」新シリーズの前章を描く短編動画