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ウィル・スミスが「ジャンゴ 繋がれざる者」のジャンゴ役を断った本当の理由は?

2013年3月27日
「メン・イン・ブラック」シリーズの俳優ウィル・スミス(44)は、クエンティン・タランティーノ監督のオスカー映画「ジャンゴ 繋がれざる者」のジャンゴ役をスケジュールの調整がつかないとして断ったとされていたが、本当はジャンゴが主役ではなかったから断っていたようだ。

米Entertainment Weeklyとのインタビューでウィル・スミスは、ジャンゴがクリストフ・ヴァルツ演じるドクター・キング・シュルツの脇役だったから断ったと語った。

「ジャンゴは主役じゃなかった。俺は主役でなければいけなかったんだ。でも、もう一人のキャラクターが主役だった!」

ジャンゴ役を断る前に、タランティーノ監督に次のようなお願いをしたウィル・スミス。

「クエンティン、お願いだ、俺が悪役を殺さなくちゃいけないんだ!」

しかし、出来上がった作品に満足しており、ウィルは主役を断ったことを後悔していない様子。

「映画は素晴らしいと思った。ただ、ボクには適していなかったんだよ」

皮肉なことに、ウィルがこれほど主役だと語っていたドクター・キング・シュルツを演じたクリストフ・ヴァルツがアカデミー賞助演男優賞を受賞する結果に。オファーを断っていなければ、ウィルは主役を演じることができたはずだったのだ。
 
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