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「ハリー・ポッター」ダニエル・ラドクリフ 共演者の死に哀悼の意を捧げる

2013年4月1日
「ハリー・ポッター」シリーズで主人公ハリーの養父であるバーノンおじさんを演じたイギリスの俳優リチャード・グリフィス氏が28日、心臓手術後の合併症のため亡くなったと29日彼の代理人が伝えた。65歳であった。

ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台で活躍してきたたグリフィス氏は、2001年の「ハリー・ポッターと賢者の石」でバーノン・ダーズリーを演じ、2010年の「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」まで10年間、バーノン・ダーズリー役を演じ続けた。

「ハリー・ポッター」シリーズや舞台「エクウス」でグリフィス氏共演したダニエル・ラドクリフは共演者の死に哀悼の意を捧げ、グリフィス氏がラドクリフのキャリアにとって支えであり、とても大きな存在であったことを述べた。

「リチャードは僕のキャリアにおいて最も大事な2つの時期にそばにいてくれました。2000年8月、「ハリー・ポッター」の撮影が正式に始まる前のことです。僕たちはダーズリー家の外で撮影をしたのですが、その時僕は、初めて“ハリー”を演じました。とても緊張していた僕を彼はリラックスさせてくれました。7年後、僕たちは舞台「エクウス」で共演を果たしました。それは僕にとって始めての舞台で、不安で一杯でしたが、彼の励まし、助言、ユーモアが不安を楽しさに変えてくれたんです。彼が部屋にいるだけで、その空間は楽しく、また賢く感じられました。僕は彼を知っていたことを誇りに思います」

「英国の俳優のなかで、最も偉大な俳優の一人」とグリフィス氏のことを称するダニエルにとって、グリフィス氏は彼にとってかけがえのない人物であったようだ。

ダニエルをはじめ、多くの人々が彼の死を悲しんでおり、「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソンや英国俳優のトム・ヒドルストンらがツイッターで偉大な俳優の死を悲しんだ。
 
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