「ヴェロニカ・マーズ」映画化賛同者の記録更新目前! ローガン役J・ドーリングも出演決定

熱心なファンの募金によって映画化が決定した海外ドラマ「ヴェロニカ・マーズ」だが、新たな記録を更新する勢いだと米PerezHiltonが伝えている。

現在、クリエイターのロブ・トマスとクリスティン・ベルらが資金調達を行うサイト「Kickstarter」にて、募金の呼びかけを行っているが、募金の賛同者数が「Kickstarter」史上最高人数を記録する勢いであるとのこと。

もともと30日間で200万ドル(約1,9億円)を集める予定であったが、当初の目標金額をわずか10時間で達成。現在までに66,000人もの賛同者が募金をしており、445万ドル(約4,2億円)もの資金が集まっている。

「Kickstarter」がこれまでに記録した賛同者の最高人数は、映画「Double Fine Adventure」の87,142人となっており、「ヴェロニカ・マーズ」は記録達成まで残り21,000人ほどまで迫っている。

募金終了まで残り9日となった4月2日、ロブ・トマスは、誰でも気軽に募金ができるようにサイト上の最低募金金額を1ドルにまで下げ、サイト上で記録更新への協力を呼びかけた。

募金者には特別コンテンツへのアクセス権がもらえると共に、後日新たに“お楽しみ”が用意されており、更なる募金者獲得に向けて意気込みは十分だ。

また、ロブは「Kickstarter」のページ上で、ジェイソン・ドーリングの映画「ヴェロニカ・マーズ」への参加を正式に認めた。

ドラマの中でローガン・エコールズ役を演じたジェイソン・ドーリングは、映画への募金を呼びかける特別映像に映っていたが、正式なキャストとして発表はされておらず、今回やっと正式に映画への参加が伝えられることとなった。

これで、オリジナルキャストの映画参加は全部で2人となった。ドラマの中で主人公ヴェロニカを演じたクリスティン・ベルと今回発表されたジェイソン・ドーリングだ。

この2人に加え、クリエイターのロブはファンにとって嬉しい企画を用意している。
「Kickstarter」で10,000ドル以上の募金をした者がウェイター役で映画に出演できることになっているのだ。短いながらもセリフも用意されているとのこと。誰がウェイター役を務めるのかは未だ発表されていない。

クリエイターのロブによると、映画「ヴェロニカ・マーズ」は、高校卒業後10年目に行われる高校の同窓会を中心に物語が展開するとのこと。今夏よりプロダクションが開始、2014年始め頃に公開予定。