S・スタローンに訴えられている改装業者が反撃! 「殺すぞと脅迫された」

ハリウッド・アクション俳優のシルヴェスター・スタローンから起訴されている改装業者のモハメッド・ハディドが裁判で、シルヴェスターから殺すと脅迫されたことを明らかにした。

シルヴェスターは2009年に、モハメッドに自宅の改装を依頼。しかし、仕上がりがヒドくとても使える状態ではないとして、シルヴェスターは140万ドル(約1億3500万円)の損害賠償を支払うよう求める裁判を起こしている。

米Prez Hiltonによると、裁判所に出廷したモハメッドは、ヒドい環境下で改装作業を行うよう強いられたと証言。「この汚いメキシコ人をここから連れ出せ。さもないと頭を銃でブッ飛ばすぞ」と脅され、何回も殺すと脅迫されたとも述べた。シルヴェスターはとても短気で、飼っている犬を虐待している姿も目撃したとのこと。モハメッドはシルヴェスターを恐れており、裁判所に接近禁止令を求める申請をし、受理されたという。

シルヴェスターの弁護士マーティ・シンガーは、モハメッドの主張はバカバカしい嘘であり、彼は世間からの注目を集めようとしているだけだと反論。「メディア・スターになりたい男の必死なもがきだ。リアリティ番組『Shahs of Sunset』にゲスト出演したことからも、いかに注目を浴びたい男なのかがよく分かる」と言っている。また、マーティは、以前行った証人尋問では、シルヴェスターから脅迫されたことを口にしなかったのは、おかしいとも指摘している。

Prez Hiltonは、モハメッドは「Shahs of Sunset」だけでなく「Real Housewives of Beverly Hills」にも出演している有名人であり、この裁判を利用して注目を集めることなどしなくてもよいはずだと伝える一方で、今までシルヴェスターの脅迫について触れなかったことも変だと報じている。