Twitter
YouTube
Instagram
Facebook
注目トピックス
海外ニュース詳細

ジャスティン・ビーバー、歴史上の人物アンネ・フランクに上から目線発言で物議

2013年4月15日
現在、ヨーロッパをツアーで回っているジャスティン・ビーバー(19)が、13日土曜日にオランダ・アムステルダムの「アンネ・フランクの家」を尋ねた。第二次世界大戦中、わずか15歳でこの世を去った悲劇の少女に対するジャスティンの発言が、物議をかもしている。

アンネ・フランクといえば、第二次世界大戦中のナチス・ドイツが行っていたユダヤ人迫害政策の、代表的な被害者である。ナチスから逃れるため、隠れていた間に記した通称「アンネの日記」は日本でも有名だ。今回、ジャスティンが訪れた「アンネ・フランクの家」は、オランダ・アムステルダムにあるアンネ一家がナチスから逃亡し、隠れ家として住んでいた家を利用した博物館である。

この博物館のフェイスブックページによると、ジャスティンは土曜の夜に、友人やボディガードとともにここを訪れた。その間、ジャスティンのファンが博物館の周りで彼を一目見ようと待っていたという。そしてジャスティンは、博物館のゲストブックに以下のように書いた。

「ここに来られることができて、とても感動しました。アンネは素晴らしい女の子だったよ。(もしアンネが現代に生きていれば)彼女がビリーバー(ジャスティンのファンのこと)だったらよかったのにね」

このコメントの最後の一文が、一部で波紋を広げているようだ。ジャスティンのコメントを伝えたフェイスブックのページには、彼の訪問を好意的に受け止める一方で、以下のようなコメントが並んでいる。

「何だったらよかったって? 自分のことしか考えていないのか。歴史的にも重要な人物に、敬意を払えよ」

「彼が(アンネ・フランクの家に)行ったことはとてもうれしい。だけど最後の文はとても利己的。アンネからなんの教訓も得ていないのね」

ジャスティン自身はこの発言に、一切の悪気はなかったようだが、歴史上の人物に対する畏敬の念が感じられない軽すぎる発言だとして、インターネット上には彼を批判する記事やコメントが相次いでいる。
 
関連ニュース
海外ニュース
国内ニュース
DVDニュース
特集記事
ランキング/まとめ