歌手ビリー・ジョエル、私立探偵を雇って娘のストーカー撃退

「ピアノマン」「素顔のままで」などのヒット曲で知られる大御所歌手ビリー・ジョエル(63)が、娘のストーカー対策のため、私立探偵を雇い、犯人を特定した。

ストーカー被害にあっていたのは、ビリーの一人娘であり、自身も歌手として活動しているアレクサ・レイ・ジョエル(27)である。米TVGideが伝えるところによると、アレクサ・レイは、数か月にわたって、フェイスブックで60以上のメッセージを受け取っていた。その中にはアレクサへのレイプ、サディスティックな性行為、暴力、そして殺人をほのめかす内容が含まれていたようだ。

心配した父ビリーは、まずボディガードを雇い、娘の身の安全を確保した。そして友人である元ビートルズのポール・マッカートニーの助言に従い、私立探偵を雇用。見事、ミネソタ州にいる犯人特定に至った。

アレクサ・レイに対するストーキング罪に問われているのは、シェリル・フィンレイという40歳の女性。彼女はアレクサ・レイに自分を認識してほしい一心で、フェイスブック上に「リック・スタンフィールド」という架空の人物を作り上げ、アレクサ・レイへメッセージを送り続けていたという。

なお、ストーカー本人は「オンライン上でメッセージを送っただけでは罪にならない」と無罪を主張している。ビリー、そしてアレクサ・レイの親子はこれに対して、何もコメントしていない。

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